NO.2376 「スマイル塗装」など4通りのデザインが存在します、熊本バスの一般路線車両最新版 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 熊本バスでは、平成25年より創業100周年を記念しまして新たな塗装車が登場しておりまして、その年の導入車より新たな塗装車となっております。

 

 その塗装とは、「スマイル塗装」と称します塗装となっておりまして、画像からもわかりますように、白地に灰・赤ラインとなっているのが特徴であります。さらに、この車には画像2にもありますように、側面に「スマイル」が描かれておりまして、これまでの塗装の車両とは大きく一変しているのが大きな特徴となっております。

 

 また、後方には熊本県の人気ゆるキャラでもあります「くまモン」のシルエットが見られております。なぜこのような形にしているのかはわかりかねますが、やはり「くまモン」としての姿の方が全国的にも定着している分いいのではないか?とも思うだけに気になる所ではあります。

 

 

 そんなこの塗装が採用されました車は、主に京王グループ(京王バス・西東京バス)・関東バス・東急バス・東京都交通局などからの移籍車となっておりまして、年式は平成11年式~平成17年式の車ばかりでもありますし、そのほとんどの在籍車が西日本車体(西工)96MCB-I型中型ロングタイプ(掲載車両・日産ディーゼルスペースランナーJP、KL-JP252NAN改)となっております。

 

 そのため、福岡県北九州市で生産されました西工架装車でありますので、九州ではおなじみのスタイルの車が九州に里帰りしまして活躍を続けております。尚、この塗装が採用されました車は、いずれも低床車両(ノンステップ・ワンステップ)でもありまして、後述のように現在は全路線車の半分以上にまで増えております。

 

 実際に、「スマイル塗装」となっております移籍車両です。見分けは、フォグランプが後付けとなっておりますのが京王バスから、フォグランプが元からありますのが西東京バスなどからの移籍車と言う事でありまして、これらが京王バスか・それ以外の事業者からかの大きなポイントとなっているのが特徴でもあります。

 

 (画像1、熊本200か15-62、KL-JP252NAN改)~元関東バス(元からフォグランプ装備)

 

 (熊本200か11-70、形式同)~元西東京バス(元からフォグランプ装備)

 

 (熊本200か10-35、形式同)~コカコーラ全面ラッピング、元京王バス(フォグランプ後付け)

 

 (熊本200か11-13、形式同)~元京王バス(フォグランプ後付け)

 

 (熊本200か11-51、形式同)~元京王バス(フォグランプ後付け)

 

 (熊本200か12-54、形式同)~元京王バス(フォグランプ後付け)

 

 (熊本200か13-00、形式同)~元京王バス(フォグランプなし)

 

 (熊本200か14-77、形式同)~元東急バス(ナンバープレートの位置が異なります)

 

 

 この他には、同じく西工96MCB-I架装車やSR架装車の日産デイーゼルスペースランナーRM、さらに純正のいすゞエルガ・エルガミオ、そして日野レインボーHRなども導入されておりまして、そう言った事もありまして「スマイル塗装」の割合もこれからご紹介します塗装よりも割合が多くなっております。

 

 (西工96MCB-I架装、熊本200か13-80、日産デKK-RM252GAN改)~元東急バス

 

 (西工SR架装、熊本200か13-30、日産デKK-RM252GAN改)~元関東バス

 

 (熊本200か11-98、いすゞKK-LR233J1改)~元京浜急行バス

 

 (熊本200か14-05、いすゞKK-LR333J1改)~元神奈川中央交通

 

 (熊本200か13-70、いすゞKL-LV280L1改)~元西東京バス

 

 (熊本200か14-22、日野KL-HR1JNEE)~元京浜急行バス 

 

 (熊本200か16-23、形式同)~元東京都交通局

 

 

 ここまで、熊本バスの新たな塗装であります「スマイル塗装」に関しましてご紹介しましたが、ここからは路線車両として存在しておりますそれ以外のデザインの車両に関しまして、上の画像に引き続きまして、熊本バス熊本中央営業所で撮影しました画像を中心に皆様にご紹介してまいります。

 

 

 熊本バスには、現在「スマイル塗装」以外には2種類の塗装が存在しておりまして、このうち「スマイル塗装」の前に採用されました塗装に関しましては現在も移籍車両を中心に存在しております。さらに、それ以前に採用されておりました塗装車両も自社発注車両の古い車を中心に現在も見られておりまして、台数は少なくなりながらも、現在も見る事ができております。

 

 

 まずご紹介しますのは、橙地に白ラインの車でありますが、この後の「スマイル塗装」以前の代の車とともに、基本的にこの2色での採用が主でありました。現在この塗装の車は、多くが廃車となった中でも画像の西工58MCB型架装車・純正車で少なからず見られておりますが、自社発注のU-規制車からKC-規制車までこの塗装の車が見られております。

 

 (熊本22か29-39、いすゞU-LR332J)

 

 (熊本22か29-40、いすゞU-LR332J)

 

 (熊本22か29-41、いすゞU-LR332J)

 

 

 そして、「スマイル塗装」の前に塗装されておりましたのが画像の塗装であります。所で、この車は昭和自動車(昭和バス)からの移籍車(熊本200か・516、日野P-RJ172CA)となっておりますし、熊本バス営業路線用最古参の車(それ以外にも「ブルドック」ことK-規制車の車が存在しますが、こちらはイベント用となっています)でもあります。

 

 熊本バスでは、平成10年代からこの塗装を採用しておりまして、移籍車両や自社発注の古参車両にまでもこの塗装を採用する車も見られておりました。しかし、それでも先述のように塗り替えらずにいる車も見られておりますので、既存の自社発注車両もすべてで変更とまでは至らなかった事もわかるのではないかとも思います。尚、後述のように古参の自社発注車両や採用後早くに移籍しておりました車(北九州市交通局や長崎自動車など)などは既に廃車となっておりまして、先述のように「スマイル塗装」と割合は逆転に至ってしまっているのが現状でもあります。

 

 

 そんなこの塗装の移籍車は、平成17年から平成20年にかけまして導入されました、画像の京浜急行バスからの移籍車が多く見られておりましたが、これらは既に姿を消しております。

 

 【日野ブルーリボン】

 (熊本200か・441、U-HT2MMAA改)

 

 (熊本200か・597、U-HT2MMAA)

 

 【富士重工7E】

 (熊本200か・613、いすゞU-LV324L改)

 

 

 それ以外のこの塗装の車が以下の通りであります。そのほとんどが移籍車となっておりますが、中にはこの後ご紹介しますように自社発注車両も見られておりまして、少なからず見られている事も伺わせております。

 

 まずは、今回撮影の自社発注車からご紹介しますが、こちらの西工96MCB-I架装車のいすゞエルガミオ(熊本200か・119、KK-LR233J1)でありますが、平成13年に導入されております。特徴としましては、逆T窓となっているのが特徴でもありまして、これは上の画像にもあります熊本バスの自社発注車では見られているスタイルでもあります。

 

 こちらの車(熊本200か・325、日野KK-HR1JKEE)は、熊本バスのこの塗装の路線車両の中では最も新しい車でありまして、平成16年式の自社発注車でもあります。ちなみに、全体でもサントリー熊本工場の送迎バスに使用されております車(平成23年式日野ブルーリボン)以外では平成17年式の車が最も新しく、上の画像の「スマイル塗装」を含めまして、それだけ2000年代初頭製の移籍車が多く在籍している事も伺わせております。

 

 

 ここからは移籍車であります。この中には日野ブルーリボンやいすゞLVなどのようにもう前事業者では見られないようなタイプも見られておりまして、その分第二の車生を歩んでいる事も伺わせております。その中には、古い車ほど前事業者の使用年に迫る車も存在しておりまして、先述の京浜急行バスのように廃車になった車も見られますが、それでも健在ぶりを見せている車も見られております。

 

 (熊本200か・513、日野U-HT2MMAA)~元京成バス

 

 (熊本200か・534、いすゞU-LR332J)~元船木鉄道

 

 (熊本200か・575、日野U-HT2MMAA)~元阪東自動車

 

 (熊本200か・763、いすゞKC-LV380L)~元相模鉄道

 

 (熊本200か・778、三菱KC-MP317M)~元江ノ電バス

 

 (熊本200か・782、形式同)~元江ノ電バス

 

 (熊本200か・908、日産デKC-RM211GSN)~元川崎市交通局

 

 (熊本200か・914、形式同)~元川崎市交通局

 

 

 これらが、現在見られます代表的な路線塗装でありますが、上の画像の塗装と「スマイル塗装」の前に採用しておりました塗装の前には、画像のような塗装も少数ながら試験的に採用されておりまして、この車(熊本22か22-31、日野P-HT233BA)も画像のように塗り替えられておりました。しかし、やはり少数であった事もありまして、結局この塗装はこの車の廃車とともに全廃となっておりまして、現在この塗装を見る事はありません。

 

 

 さらに、画像の塗装車も見られておりました。これらは、DPF装備車である事を表す塗装となっておりまして、前事業者であります阪東自働車時代に装備されていたものでありまして、塗装からも環境面にふさわしい姿も見られておりました。

 

 (熊本200か・496、日野U-HT2MMAA)

 

 (熊本200か・559、三菱U-MP218M改)

 

 (熊本200か・565、形式同)

 

 

 そして、こちらは現在も見られます90周年塗装でありまして、上の画像の熊本200か・575と続番でもあります熊本200か・574(日野U-HT2MMAA)で見られておりまして、こちらも阪東自動車からの移籍車でもありますが、橙地の塗装の中での茶色の塗装でもありますので、目立った存在である事がわかりますが、古参分野でもありますので、どのくらいまでの活躍になるのかが気になる所ではあります。

 

 

 ご紹介しましたように、熊本バスの所有路線車両はそのほとんどが移籍車の割合が高い事業者でもあります。しかも、「スマイル塗装」が多く見られるようになっているなど車両の変化も伺えるようにもなっております。そんな中でも現在は4種類のデザイン車両が存在している訳ではありますが、以下画像左側にありますような橙地に白ラインの車となりますと時代を感じさせられる塗装ではないかとも思いますので、古い車の割合が高い熊本バスでもありますので、時代を感じさせられる分いつまでも見せていただければとも思う所でもあります。


 (注)一部2018年に掲載した内容と重複する部分もありますがご了承いただきたいと思います。