番外 かつては貸切からの転用車が活躍してました、西肥バス佐世保~平戸「半急行」用日野ブルーリボン | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

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 西肥自動車(西肥バス)が運行します、佐世保~平戸線「半急行(佐世保~吉井間急行、吉井~平戸間普通で運行する事を意味します)」と言いますと、現在画像のように中のり移籍一般路線車(画像1、F593・三菱KC-MP717M(元高槻市交通局) 画像2、F541・三菱KC-MP617P(元大阪コムアート交通))が使用されるなど世代交代が進んでおります。
 
 車両自体も、ツーステップバスの車両が使用されておりましたが、その後は画像1のようにワンステップバス、さらにノンステップバスの車両も運行されておりまして、佐世保~平戸間通しの方は少なくなっているとは言いましても、それ以外の区間利用者(佐世保~佐々方面など)が多く見られている事もありまして、そう言った事からこういった路線車両が主流となっている事が伺わせているようではあります。
 
 
 それでも、これまでも当ブログでもご紹介しておりますように、数年前までは貸切からの転用車であります車両がこの路線で見られておりまして、これら車に関しましてはリクライニングシート車でもありますので、ゆったりとできていたのが特徴でもありました。しかし、先述のような車両の導入によりまして、これら車は徐々に廃車となって行きまして、結果先述のように数年前に全廃となっております。
 
 (N737、日産デP-RA53RE)
 
 (F434・三菱P-MS713N)
 
 (N807・日産デU-RA520RBL)
 
 
 
 そして、この貸切からの転用車の中には日野ブルーリボン(P-RU607BB)と言った古参車両も健在の姿も見られておりました。今回は画像の昭和63年式H140を中心に皆様にご紹介してまいります。
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 日野ブルーリボンRUには、幕式の車からLED改造車でも路線タイプのような大判の行先表示器が装備された車、そして、H140にもありますような小判タイプの行先表示器が装備された車がありまして、路線改造によりましてつきものでもあります行先表示器取り付けにも様々な例がある事がお分かりいただけます。尚、このような例は上の画像の富士重工R3ボディ架装の日産ディーゼルRA・西日本車体(西工)S型架装の三菱エアロバスでも同様の例が見られておりました。

 

 (H130)~幕式車

 

 (H137)

 

 (H139)~「てんけんくん」ラッピング

 

 

 この車H140は、上の画像のH137、2代目「てんけんくん」ラッピング車でありますH139と同様、昭和63年に伊万里営業所に新製導入されたものでありまして、平戸営業所には平成19年に平戸営業所に転属、その後一時旧五島営業所(現・新上五島営業所)にも貸し出されておりましたが、同年路線化改造されまして、以来佐世保~平戸間の半急行を中心に使用されておりまして、この車の一番の特徴としまして、画像のように家具屋さんであります「近藤家具」のラッピングも貼り付けられていたのが外観部の大きな特徴でもありました。

 

 

 

 さらにこの車の特徴と言いますと、先述のように前面の窓上部にある行先が小さい事が特徴であります。これは普段は前面窓下の行灯に取り付けられているのが普通ではありますが、窓上部に取り付けられている例は、当時路線改造を受けておりました西肥バスの貸切からの転用車ならではな部分も見られておりまして、P-規制車の路線改造車末期で見られていた例でもありました。

 

 

 

 画像は、この車の車内です。以前乗車時に撮影していたものでありますが、車内自体は元は貸切車でありますので、リクライニングシートが11列並び、比較的快適な印象を感じました。また、運賃表示機や運賃箱などワンマン設備も追加されておりますので、路線改造ならではな姿も見られておりました。それでも、この乗車時に感じた事は、20年以上経過している事もあるのでしょう、シートのレバーがうまくならない部分もあったりしていたのは残念な部分ではなかったでしょうか。
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 また、リアLED表示機の裏側には、こういったシールが貼られておりました。よく見ますと「株式会社オージ」でわかりますように、オージ製のLED表示機が使用されていた事がわかります。
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 その後、この車は平成27年に廃車されましたが、「近藤家具」ラッピングは以下画像のN798(日産デU-RA520RBL)に継承されておりまして、佐世保~平戸間で運行されておりましたが、この車に関しましても翌平成28年に廃車となっておりまして、現在「近藤家具」ラッピングは画像1のF593の相方でもありますF594に継承されております。

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 今回は、路線改造しました日野ブルーリボンに関しまして、H140を中心に皆様にご紹介しましたが、この車に関しましては27年も経過しまして全うしたという事もありまして、それだけ使用するあてがあった事も伺わせております。やはり、佐世保~平戸間も比較的距離もありますので、通しの利用者にとりましては特に利用しがいがあった事には間違いなかった訳でしょうし、使い勝手が良かったと思われるのもいいのではなかったかと思います。本当に、現在は一般の路線車両中心となっている訳ですが、かつてはそう言った姿が見られていた事を存じていただければと思います。
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