番外 西鉄グループ最初の02MC架装夜行車の1台です、西鉄バス→西鉄高速バス所有3802のご紹介 | コウさんのコウ通大百科 PART3
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在住する九州を中心に、鉄道・バスを中心としました記事を毎日更新しておりますのでどうぞご覧下さい。
(尚、平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 
 西鉄バス・西鉄高速バスが運行します、福岡から本州方面、及び九州内の夜行高速路線バスと言いますと、現在は三菱エアロクィーンと言った純正車両が運行されておりまして、遠くは東京までその姿を見る事ができております。
 
 実際に、本州方面では東京(「はかた号」(画像1、0003(撮影時0001)・三菱QRG-MS96VP)・名古屋(「どんたく号」(画像2、4875・三菱QRG-MS96VP))・岡山(「ペガサス号」)方面が西鉄バス運行となっておりまして、これら路線とも専用車両に関しましては、現在は純正車両によって運行されております。
 
 また、現在は九州内の路線でも昼行路線で夜行用の車両が使用されておりまして、西鉄バス博多営業所運行におきまして、延岡(「ごかせ号」(4201・三菱PJ-MS86JP))で見る事ができております。
 
 尚、NO.2308でもご紹介しましたように、九州内の夜行高速路線バスであります、福岡~鹿児島線「桜島号」の夜行便、福岡~延岡~宮崎線に関しましては5月31日をもちまして運行終了が決まっておりまして、現在「新型コロナウイルス」によります利用者減で運休しておりますが、そのまま再開することなく終了へと至る事にもなっておりまして、使用車両に関しましても今後変化が見られる事になるようでもあります。
 
 (延岡・宮崎夜行、4303・三菱BKG-MS96JP)~撮影当時西鉄高速バス
 
 (「桜島号」夜行便、4403・三菱BKG-MS96JP)~撮影当時西鉄高速バス
 
 
 一方、純正車両導入前の中心車両でありました、西日本車体(西工)架装の夜行用車両は、NO.2282でもご紹介しましたように、最後の02MCSD-I架装車2台が残念ながら今年2月に定期運用を離脱しておりまして、これらが離脱するまでは「桜島号」夜行便や延岡・宮崎夜行で活躍する姿を見る事ができておりましたが、その営業用最後の2台でもありました、以下画像の4012(三菱KL-MS86MP)や4011の離脱に伴いまして西工架装の夜行用車両は営業用として使用されている車は姿を消す事になるようでもあります。
 
 (4012)
 
 
 さて、今回ご紹介しますのは、同じく昼行・夜行に使用されておりました西工02MCSD-I架装車の2台の以前に導入されておりました西工02MCSD-II架装車のうち、このうちの1台でもありました、最終所有が旧西鉄高速バスに所有(福岡支社最終配置)しておりました3802(三菱KL-MS86MP)をご紹介してまいります。
 

 この3802は平成15年に相方3801とともに導入されました車でありまして、新製導入は西鉄バス博多営業所でありました。しかも、西鉄グループの中では初の02MC架装車2台のうちの1台でもありまして、以降C-I架装車やSD-I架装車でも見る事にもなります。
 
 やはり、02MCと言いますと何と言いましてもフロント部分が独特なのが特徴ではないかと思います。私自身も、このスタイルを見ましてこれまでの92MCとは違った印象が出ていたのが正直懐かしい所でもありましょうか。
 

 導入後は、東京線「はかた号」に導入される事になりましたが、先代にあたります92MC時代ではミニロビーが存在しておりましたので、この導入車より省略する事になりました。しかし、それでもテレビやサービスコーナーなどは残されておりましたので、長時間飽きさせないような形は見られていたようであります。
 
 しかし、翌平成16年にはサービスを簡素化しました先述のSD-I架装車2台が、さらに平成17年には純正三菱エアロクィーンが導入された事もありまして、東京線専用車として走った期間はそう長くはありませんでした。それでも、東京以外の路線でも使用されておりまして、名古屋・京都・大阪・岡山各方面でその姿を見る事ができておりました。
 

 そして、平成21年に専用車の相次ぐ導入やそれに伴う92MCの置換に伴いまして旧西鉄高速バスに移籍しまして、福岡高速営業所内にありました福岡支社所属で高松線「さぬきエクスプレス福岡号」に使用される事になります。これによりまして四国路線でもこの車を見る事ができるようにもなりましたが、やはり新たなスタイルの車が入るようになったのは時を感じる所でもあります。
 
 (キャナルシティ博多停車時代)
 

 その後、平成25年頃からは純正の4101が高松線に転用された事から、九州島内の夜行・昼行路線に使用されるようになりまして、画像の「桜島号」夜行便・昼行便に使用されるようになりました。画像は、「桜島号」夜行便の天神バスセンター(平成25年撮影、旧称)到着時の画像でありましたが、この姿を収めましてこの車が「桜島号」でも見られるようになった事を伺わせる姿でもありました。
 

 以来、「桜島号」の定期運用に入りましたり、「桜島号」・「フェニックス号」の続行でも見られておりました。画像は、定期運用時の「桜島号」での姿でありましたが、この撮影時には撮影年であります平成28年より運行を開始しました鹿児島空港経由時の姿をフロント画像であります画像とともに収めておりました。
 
 
 また、同じくこの年より延岡経由宮崎方面の夜行便にも使用された事がありました(スーパーひのくにさん画像提供)。この時は、「フェニックス号」の名目ではありませんでしたが、行先は「フェニックス号」の行先となっておりまして、違った姿が画像のように見られておりました。
 

 この時撮影の車内です(こちらもスーパーひのくにさん画像提供)。シートはこれまで見られておりました杉本工業製「スリーピングシート」から天龍工業製のシートに変わっておりまして、その結果、この車及び3801が天龍工業製の夜行用のシートが最初に導入された車でもありました。
 
 また、末期にはこの車には携帯電話・スマートフォン充電用のコンセントが装備されておりました。西鉄高速バスでは、サービス改善の一環から高速車両にコンセントが装備されておりますが、この車にも実際に装備されておりました。やはり、移動時間が長い分、こう言った装備はありがたいのではないかとは思います。
 
 (窓側座席向けコンセント)
 
 (中央座席向けコンセント)
 

 しかし、平成29年に4列シート新車導入に伴いまして定期運用を離脱、しばらくは旧福岡高速営業所であります那の津4丁目の整備工場や車庫に置かれてもいましたが、その後ナンバーを切られておりまして、これで正式に廃車と言う事にもなってしまいました。この姿を見ましてもあとは処分を待つのみという事を実感させる姿ではありましたが、正直見ていて残念でならない所でしょうか。
 
 
 ちなみに、相方3801に関しましては、この車に関しましても定期運用からは離れておりますが、現在も研修センター(教習所)におきまして教習車として引き続き使用されております。残念ながら、営業用としての姿は見られなくなりましたが、それでも教習用として残されているだけでもいいのではないかと思います。とにかく、今後この車に関しましてもあとどのくらいの活躍になるのかと言う所まで来ている事には間違いないですが、長く運行していただきたいと思う所ではあります。
 
 (平成29年撮影)
イメージ 21
 

 本当に、02MCSD-I架装車も姿を消そうとしているる今でもありますので、走行距離や程度等を考えますとこの車の廃車も仕方がなかったのではないかと思います。しかも、冒頭ご紹介ましたように、このほどは九州内の夜行2路線の終了も発表されているなど、西鉄の夜行高速路線バス自体も縮小されている事もありますので、より仕方がない所ではないでしょうか。それでも、相方3801に関しましては引き続き研修センターにて教習用として使用されているそうですので、最後の貴重な1台として、引き続き姿を見せていただきたいものであります。