６月２６日から２８日にかけまして運行されておりました、ＪＲ九州の観光列車であります、キハ１８３系気動車「あそぼーい！」の唐津線・筑肥線入線の話題、前回ＮＯ．２０３７では佐賀県唐津市の唐津駅での撮影の話題をご紹介しておりました。
今回６月２７日に行われました企画では、唐津市・福岡県糸島市・そしてＪＲ九州との共同企画として運行されていたものでしたが、この列車自体は往復分約１時間で完売したとの事でありまして、非常に人気が高い事も伺わせておりまして、画像の唐津駅・沿線では多くの姿を見る事ができていたそうでありまして、それほど皆さんが関心があった事が伺わせておりました。
また、実際の「あそぼーい！」の運行は唐津～筑前前原間を２往復運行されておりまして、唐津～筑前前原間の１往復は回送と言う形となっておりました。これは、ダイヤ上そうなっていたようでありましたが、以下画像のように回送シーンまで収める事ができていた事はまさにラッキーではなかったかとも思う所でもありました。
さて、今回は「あそぼーい！」の唐津線・筑肥線入線の話題の最終回でありますが、今回は６月２７日に全ての行程を終えまして西唐津駅（唐津車両センター）に入線した時の話題、そして翌６月２８日に運行されました、下郡信号場（大分車両センター）へ帰る際に同じく西唐津駅で収めておりました話題を皆様にご紹介してまいります。
「あそぼーい！」の回送列車が帰ってくる前の西唐津駅での姿であります。この時にはホームに折り返し福岡空港行きとなります、前回もご紹介しましたように、各車内のドアに「ＫＵＲＯ」こと「あそ くろえもん」の姿が見られます３０５系電車が入線したため、「あそぼーい！」の回送列車は外側の側線に停車するようになっておりました。
一方、「お宿」となります唐津車両センターでは、係員が給油や清掃のため「あそぼーい！」の到着を待っておりました。確かに、ちょうどこの位置には給油設備もある所でもありますので、そう言った姿が伺える場所でもあります。
（アップ）
こうして、西唐津駅外側の２番側線に、「あそぼーい！」が入線してまいりました。この日は、ご紹介しておりますように、唐津～筑前前原間を２往復運行してきていた訳でもありましたので、まさに一日働いてきたと言う印象さえも見せる姿でもありました。
「あそぼーい！」編成は、この後ゆっくりとした速度で唐津車両センター構内へ入ってまいります。この際の行先は、その下の画像にありますように「団体」のままでありました。やはり、「回送」ならばともかく、「団体」として入ってきたところをみますと、ついさっきまで乗客を乗せて走ってきていた事を伺わせておりました。実際に、唐津駅までは客扱いを行っておりましたので。
ここからは、これまでも２回にわたってご紹介してまいりました、キハ１８３系気動車「あそぼーい！」編成をご紹介します。このうちの３号車は「ＫＵＲＯ」が多く見られる車両ではありますが、本当に「ＫＵＲＯ」の様々な姿がかわいくていいのではないかとも思います。まさに子供向けの列車だけあるなとも思う所でもありますが・・・。
（１号車、キハ１８３－１００１）
（２号車、キハ１８２－１００１）
（３号車、キハ１８２－１００２）～「ＫＵＲＯ」が多く見られる車両です
（４号車、キハ１８３－１００２）
こうして、撮影場所を通過しまして、「お宿」となります唐津車両センターの気動車留置線にその下の画像のように停車しました。これでこの日の運行は終了した事にもなりまして、翌日大分へ帰るための給油や清掃が行われる事にもなります。
（気動車留置線に停車）
ここからの画像は、「唐津遠征」最終日となります、６月２８日撮影画像であります。私が唐津車両センターへやってきました際には、２７日と同様、電車の留置線に「あそぼーい！」の編成は留置されておりました。
今回は、西唐津駅のホームから撮影を行いました。ちょうど２番側線には佐賀駅から唐津駅まで客扱いを行いました、キハ１２５形気動車＋キハ４７形気動車２両（５８２５Ｄ）の回送列車が停車しておりまして、この後「あそぼーい！」編成が西唐津駅へ入線しますと、気動車留置線に入る事になっておりました。
この後、キハ１８３系気動車「あそぼーい！」編成が、上の画像の電車留置線から西唐津駅のホームに入ってまいります。その際にはその下の画像にもありますように、途中一旦停止しまして入線する事にもなります。
（途中画像の位置で一旦停止）
こうして、ゆっくりとした速度で西唐津駅のホームに入ってまいりました。前日の唐津駅撮影時には、停車ホーム側では収めておりませんでしたので、間近での入線シーンは今回初めて収めるに至っておりました。
ここで、キハ１２５形気動車とのツーショットをわずかな間に収めました。と言いますのも、この後すぐこの編成は気動車留置線に向かって進んで行きましたのでまさにわずかな間でありました。それにしても、画像にもありますように、黒い車体と黄色い車体との組み合わせはよく合っているのではないかとも思います。
（この後すぐ、気動車留置線へ）
さて、私もわずかな停車時間の間に、前日ホーム側では収める事ができませんでした、今回ホーム側からの「あそぼーい！」の姿を収めました。車体の前方には、金の「ＫＵＲＯ」の姿がありまして、これまでは「ＫＵＲＯ」らしく「黒」でもありますので、変わった「ＫＵＲＯ」の姿が先頭車展望部の左右両側（計４箇所）におきまして見る事ができております。
（金の「ＫＵＲＯ」）
行先は、当然の事ながら「回送」でありましたが、乗客がいない車内では、座席が整然と並んでおりまして、この２日後に今度は別府駅から乗客を乗せて阿蘇駅へと向かう事になりますので、座席もその向きに合わせておりました。それにしても、前日には唐津～筑前前原間で、これら座席に座りまして乗客を乗せていた訳でありましたが、その分多くの方々がこの列車を好まれたのではないかと思ってならない所であります。
（行先は「回送」です）
（乗客のいない、４号車の展望席）
（同、３号車の親子シート（白いくろちゃんシート））
（同、２号車普通席）
そして、西唐津駅の出発信号機は青となりました。その結果、いよいよ３日間お世話になりました唐津の地をこれから発つ時がやってまいりました。
こうして、キハ１８３系気動車「あそぼーい！」編成は西唐津駅を発ちました。ご紹介しておりますように、この後唐津線・長崎線・鹿児島線・日豊線を経まして、大分市の下郡信号場（大分車両センター）へ向けて回送される事になりますので、その分往路のように長い距離を回送するようにもなります。
今回、３回にわたりまして観光列車であります「あそぼーい！」を３日間収めるに至りましたが、本当にこの列車がやって来る事を最初知った際には、平日でもありましたので正直どうなのかなとも思ったほどでしたが、実際は発売日１時間で完売するほどでもあったそうですので、それほど人気がある事も伺わせる所でもあります。やはり、このように人気がある訳でもありますし、現在は別府・大分～阿蘇間で運行されるようになりましたので、福岡・佐賀県の方々にとりましては再び見る事ができにくくなっている事もありますので、今後もそう言った企画を期待する所でもあります。
