公務員試験予備校 講師 島村隆太のブログ

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公務員試験のカリスマ講師 島村隆太が、公務員試験の過去問解説や合格勉強法、民間就活について秘話・合格や内定の秘訣を語ります。

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ご質問)

私は2019年、国税専門官合格を目指している大学生です。

9月から勉強をし始め、J出版の問題集を解いています。

数的が大事であるとネットで見て数的に時間を取り未だ他の科目には手をつけられていない現状です。

頻出度が高いものに星がつけられ、星が1つでもついている問題は全てやっていますがこれだとかなり時間が取られていると感じてしまいます。ネットでは予備校出版の問題集を何周もすれば大丈夫と書かれておりますが、数的推理にかなりの時間がかかっているため、他の科目がおろそかになってしまいそうで心配です。どのように時間の計画を立て、科目を進めていけば良いのでしょうか。

 

回答)

お問い合わせありがとうございます。

J出版は予備校ではないですが、上位国公立大学の公務員や教員の学内講座を多く担当している会社なので、その問題集は上位国公立大学生を対象として編集されているものです。だから国家総合職の問題が多く掲載されています。

その問題集の対象者は、国家総合職から都道府県庁に合格することを目指して勉強している方が多いと思います。国税には少し難しすぎるかもしれませんね。

この本は、J出版の学内講座を受けてから解くことが前提で編集されていますので、重要ポイントは記載されていません。記載されていても要約のみです。なので、独学で受かるには重要ポイントを独学で調べるための長い時間が必要になります。

J出版に限らず、予備校出版社の問題集は、あくまで授業の補完を目的として出版されていて、授業の定着用ですから、予備校授業と問題集のセットで合格できるという認識が正しいと思います。

 

また高い学力の人を対象としていると言っても、それができなければ合格できないのでは?という考え方があります。これが問題集に掲載されている問題のレベルが無駄に高くなる理由です。

 

そう「無駄」に高いのです。これは、公務員試験合格者の大半が国公立大学生であるにもかかわらず、書籍読者の半数程度が私立大学生だということの矛盾が原因となっています。例えば、国税を狙っているなら国税の問題だけをやるのが合理的です。国総合職の問題は、出題傾向も難易度も違いすぎるからです。しかし、編集者というのは、公務員試験の全受験者に売れる本を目指しますから、総合職の問題ができなければ、それより難易度の低い国税は合格できない、と声高らかに宣言してしまうのです。

 

それは論理的におかしい。というのは、大半の国税合格者は国家総合職の試験には受からないからです。国家一般職も同じ、都道府県庁も区役所も同じです。つまり、国家総合職の問題はできなくても他の試験は受かるのです。

それなら、難しい国家総合職試験問題を勉強するのは不合理です。

また国家総合職の問題を掲載するのは、その単元について総合職試験の問題しかないからだという考え方があります。

それは、その単元は他の試験では出ないということを意味しているのです。だから、その問題をやることは、まさに時間の無駄。ということになります。

 

これは国税や国家一般、地方上級でも同じことが言えます。つまり、国税で出ても、国家一般では出ない単元があります。地方上級では出ても、国家一般では出ない単元があります。それぞれの試験では、出る単元が違うことが多い。でも、それがわからないから無駄に全部の単元の難しい問題にも手を出して、時間をかけて勉強するが、途中で挫折することが多く、結局、BOOK-OFFに転売して終わりになることが多いでしょう。BOOK-OFFの店頭にはたくさんの公務員問題集が並んでいるのを見ればわかります。

 

だから、J出版の本で、独学合格するには、長期間の計画を立てることをお勧めします。

10月から公務員を目指して6月の地方上級に合格するのは独学では無理でしょう。

時間がないなら、予備校に行くことをお勧めします。

 

確かに、ネットに「3回で合格できる」と書いてありますが、私が他の予備校で教えていた時も、その予備校に通っている国公立大学生でも10月から6月の試験までに3回反復するのが精一杯でしたし、授業で講師に他社の問題集をもってきて質問して学習しなければそれも無理だったと思います。他社の問題集を質問するというのも、マナー違反でしたが、私が昔、勤めた予備校では当時まだ問題集を販売していいなかったのでOKって感じでしたね。

 

予備校で講師に質問して勉強するための本です。

ただ、講師に質問できなくてもネットで、解法や知識を調べながら解き進めることもできます。

なので、長期計画を立てれば合格出来ると思います。

また、大学で講座や予備校に行っている学生に質問するのもいいかもしれません。

九大や阪大など、大学のレベルが高ければ、講師に質問するよりも学生に聞いたほうがわかりやすい場合もあります。

 

勉強はコツです。

あたまが良いから受かる、というのは間違いです。

計画と実践、計画修正と、再トライ、つまり、PDCAサイクルを小さい頃からやっている子が東大に受かるだけで、

それをしない人が、受からない。頭の良さではなくて訓練されているか、いないかの違いです。

 

訓練の中には、教材選びも入ります。なので、その訓練ができていない人が、自分に合わない教材に手を出して、長い時間をかけることになるのでしょう。一人一人に合った教材と、その使い方を間違えなければ、合格は簡単なのです。それが私の合格術です。

 

今は2018年10月ですから、2020年6月の試験には間に合うと思いますので、じっくりと長期計画を立てることをお勧めします。

 

一応、HPに、毎日の学習を時間割にして掲載したものがありますので、参考にしてください。

http://karisumakousi.com/DVD_sp2017.html

 

なお、本校では、短期合格用に教材の量を最小限にしているため出版物の併用をする必要がありません。

国家一般・国税・裁判所・国会などを受験する方は市販問題集を教養6冊、専門8冊程度購入することが必要です。

その掲載問題数は約5000問ですが、本校受講生は、本校教材(1600~2400問)程度(4割程度)を学習して合格しています。

問題数を少なくし、指導内容は重要ポイントだけに集約、個別指導で完全に理解でき、演習で高いレベルの実践力が養成できる予備校です。

受講をご検討いただける方は、是非、ガイダンスのご予約をお願いいたします。

 

では、ご健闘をお祈りします。

 

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