なぜ今、mixi2(ミクシィ2)みたいなサービスが認められたのかを考えている。2ちゃんねる(現在5ちゃんねるとなっているが、昔みたいな面白さはなく、実質的に機能していない)とX(Twitter)とInstagram(インスタグラム)を足して、3で割ったような匿名でできるアカウント付きのSNSである。mixi2は、半匿名ではあるし、うまく使えば、日本人の教養を高めたり、知力を高めたり、議論などで前頭前野を鍛えたりするのに有用なツールであるとは思う。反対意見を言ったり、書くことが脳を鍛えるというのです。2ちゃんねるが、全盛だった頃は、テレビもそれを煽って、社会全体が、精神医学的に、非常に危険な状態だったと思います。電車に乗っていると、2人ほど、車内で気が狂っている若い人(→統合失調症で、精神科で、早急に服薬の必要がある人)を見ました。私は、四六時中、電車に乗っているわけではないですから、相当な人が、軽重問わず、そういう統合失調症になっていたと思われます。2ちゃんねるは、文章を書かないので、あまり脳を鍛えないと思うのです。mixi2は、149.3文字までという短文投稿型のSNSなので、言いたいことを短文でまとめる必要があり、これも頭をよく使うと思います。しかも、mixi2が認められたのは、18歳以降の人なので、それらの人の脳を鍛えるということなんだろうと思います。アカウント付きなので、かつての2ちゃんねる(2ch)みたいな精神的に病気する危険性は少なくなっているのではないかと思ってもいます。サービス開始1ヶ月で、真摯に議論をしようという風潮が、醸成されるか、されないかの分岐点というところじゃないでしょうか。議論が噛み合わないカキコミが連続してあるだけなので、早くも、飽きられている可能性もあります。相互フォローじゃないと、フォロワーも増やせません。思い切って、人が少ない「過疎の」コミュニティに書き込んだほうが、継続して、アクセス数を得られる可能性があります。2万人もいるコミュニティだと、カキコミが超速で下に流れて行ってしまって、他の人の目に触れないで下に落ちて行ってしまうのです。運営者側からすると、データー蓄積の意図もあるんだろうと思われます。メディアや商品開発のマーケティングなどにも、使われる可能性があります。今、流行の生成AIなんかも、インターネットで提示された膨大なデーターで、作られているのは間違いありません。アマゾンの生成AIだって、たくさんの人が書いたレビューを元に生成されているのですから・・・。インターネットによる発信や情報の受領というのは、時代の必須のツールになっていて、テレビもそれに対応したものに変わったと思っています。mixi2は、2ちゃんねるは、テキスト数はほぼ無制限だったものの、テキスト文字数に制限(149.3文字)があります。こんなに短くては、議論をできなさそうですが、ブログへのリンクを貼ることができます。「叩く」のではなくて、議論が正確にできるようになれば、mixi2は、純国産のSNSですから、日本人の脳の発達のためにも、大変貢献できると思われます。mixi2は、生き残る人と生き残らない人が、はっきりとわかれるSNSかもしれません。mixi2が、サービス開始1ヶ月目で、早くも流行るか、流行らないかの分岐点に立っているのは間違いありません。なぜ今、mixi2みたいなものが認められたのか?を日本史的思考で考えると、江戸時代末期の「ええじゃないか運動」みたいなことの可能性があります。それで、自由に書こうとするやつを良くも、悪くも、把握しようとしているのかもしれません。