みなさん、寒い中今日も勉強お疲れ様です!

中卒合格者のいつもの僕です。はい。

今日は、ボーダーについて書いてみようと思います。

実際に僕も受験している時は、このボーダーというものを非常に意識していました。

最初に言っておきたいことは



公務員試験は満点を取る試験ではない


ということです。

筆記試験で、満点であろうがボーダーギリギリだろうが、合格してしまえば一緒です。

ですので、いかに点を取るかということも大事ではありますが、それよりも一次試験を通過することに意識を傾けていく必要があります。

その、戦略の立て方などに関しては、いままでたくさんお伝えしてきましたし、EYEの先生やチューターに聞けば丁寧に教えてくれることかと思いますので、今回は割愛致します。

ってことで、あくまでも目安ではありますが、ボーダーについて職種ごとに触れていきたいと思います!!!

○都庁B

ボーダー24/40

安全圏 30/40

都庁は、一次試験の点数は、足切りにしか使われないので、ボーダーすれすれでもOK!

ですので、知能系を固めたら、あとはひたすら論文です!

○特別区

教養ボーダー19/40

教養安全圏 26/40

合計ボーダー52/80

合計安全圏 60/80

こちらは、教養試験のみ足切りがあると言われています。

もちろん、専門試験も高得点が取れないと通過することは難しいです。

都庁同様、択一試験よりも論文試験のほうが配点が高いとされているため、安全圏であっても論文次第では通過できないこともあります。

逆に、40点台であっても論文が完璧であれば通過するということもあり得ます。

○国税専門官

※専門試験に1.5倍の傾斜あり

素点ボーダー 48/80

傾斜ボーダー 60/100

安全圏 70/100

こちらは専門試験が教養試験の1.5倍の点数になります。

素点で同じであっても、専門試験で高得点を取れないとなかなか通過できません。

ただ、論文試験の配点は低いため、論文対策よりも専門択一の対策をしっかりとしましょう。

○労働基準監督官、財務専門官

※専門試験に1.5倍の傾斜あり

素点ボーダー 48/80

傾斜ボーダー 60/100

安全圏 70/100

こちらも、国税同様に傾斜がある試験になります。

国税と違うのは、労基の場合記述試験の対策が難しいため、労働法や労働事情の記述にも力を入れる必要があります。

○国家一般職

※専門試験に2倍の傾斜あり

※関東もしくは近畿で受験の場合

素点ボーダー48/80

傾斜ボーダー72/120

安全圏85/120

国家の場合は、専門試験が教養試験の2倍の傾斜。

つまり、教養試験で苦労して解いた2問も、専門試験の1問にしかならないということ。

専門試験の重要さが分かるかと思います。

注意してもらいたいのは、受験する場所によってボーダーが異なるということ!

全国同時に同じ試験を行うのですが、関東と東北ではボーダーが異なります。

例年、激戦区と言われているのは、「関東と近畿」!

この2つで受験するとボーダーが高くなりますが、関東近辺、近畿近辺の勤務先で働きたい場合はこちらで受験する必要があります。

○裁判所事務官

教養ボーダー20/40

専門ボーダー15/30

合計ボーダー 35/70

安全圏 45/70

裁事の場合は傾斜が無いですが、出題数だけみれば知能試験が一番多いです。

数的判断もレベルが非常に高い問題が入っているため、試験時間をフルに使っても間に合わない場合も多くあります。また、文章問題も長い文章が使われることが多いため、いかに教養試験で点を稼ぐかということがポイントとなってきます。

○県庁・市役所

こちらは、例年ボーダーがころころ変わるため非常に予想しにくいです。

また、自治体によって試験内容も大幅に変わりますし試験型も様々、開示もされない、問題も公表されない、さらに同じ試験であってもボーダーが自治体ごとに異なるので、一概に点数を決めて勉強するということは難しいです。

ただ、あくまでも目安でしたら以下ような感じかと思います

※教養40点 専門40点 の場合

ボーダー48/80

安全圏56/80

だいたい6割を超えれば、合格の可能性があります。

7割超えていればだいたい通過すると思います。ただ、年度によっては7割でも通過できない年もありますので、とにかく高得点を取るにこしたことはないです!

まあ、今年も専門試験が異常に難しいと言われていましたが、みんなが出来ない試験はボーダー辞退も下がりますので、点数が取れなかったとしても全然心配する必要はないです!!

○国立大学法人等職員

ボーダー32/40

安全圏36/40

国立大学法人の問題はめちゃくちゃ簡単!!

ただその分ボーダーも高くなります。つまり、捨て科目があるだけで結構通過するのが難しい。

とはいっても、大量に1次は通過することができるので普通に勉強していれば問題ありません。


以上、今回はボーダーについて書いてきましたがボーダーというのはあくまで目安にしかなりません。

また、何度も書いていますが毎年ころころ変わりますので、自己採点できる試験の結果の参考程度にしてもらえればと思います。

EYEでは

・過去に一次試験を通過した人が、教養試験、専門試験それぞれ何点で通過しているのか

・その点数だと順位は何位くらいになるのか

・その後面接対策では、どのような準備をして、実際にはどんな会場、人事、質問だったのか

などなどをまとめた資料がたくさんあります。

もしボーダーや面接試験で不安になるようなことがあったら、一度校舎に来てみて担任の先生に聞いてみるといいかと思います!もちろん、外部生であっても個別相談は無料!!

変な押し売りとかもないですから、安心して来てもらえればと思います!(笑)

たまに、僕も東京本校(水道橋)に居ますから、見かけたら声かけてくださいねー!

では、寒い日が続く中直前期に入っていきますが、諦めずに最後まで勉強がんばってください!

応援しています!!