モトムンです。
最近、魔法の地図をダウンロードして頂いた方に対する
アドバイスやメッセージを頂いた方の対応に追われているので
更新頻度が下がっていることは、ご了承ください。
本日は、教養論文の攻略法について
説明します。
文字数は、800~1600ぐらいの幅で、
対策としては、1200字ぐらいを目安にしていると
どの試験でも対応できると思います。
試験時間は、60分~90分が目安です。
都庁、特別区、国家公務員2種等では一次試験の時にやることになり、
多くの地方公務員上級試験では二次試験でやることになります。
一次試験の場合は、一次合格に影響します。
二次試験の場合は、最終合格者決定時のみに適用されます。
国家二種については、
論文試験は一次試験合格者の決定には影響しません。
最終合格者決定の際に評定されます。
国家二種については、
配点比率が低いので、足切りにならないようにし、
択一で点数を取れば、問題がありません。
地方上級については、
教養論文の配点比率が非常に高い傾向にあります。
この場合は、他の受験生に差をつける
論文を書かなければいけません。
論文の記述には、知識や構成力、発想力、表現力
が要求されます。
発想力や表現力というものは、
すぐには身につきません(・_・;)
文章作成が苦手な受験生は
そこに不安を感じるのだと思います。
私自身も不安を感じていた一人です。
やっている暇はねえよ(・ε・)
って感じでした。
終わった後なので感じたのは、
そんなに不安にならなくても
良いもんだなということです。
公務員試験の教養論文は、
高度な発想力や表現力は求められていません。
受ける自治体独自のテーマが出題されることもありますが、
ある程度頻出テーマが決まっていますし、せいぜい20テーマぐらいです。
社会的に話題となっていることがほとんどです。
そのテーマに関する発想というものは、
必然的に限られてきます。
要は、自分で新たな発想を生み出す必要はあまり無いし、
出題者もそこまでは要求してきません。
評価されそうな独自の発想を取り入れた論文は、
高得点は狙えますが、論点を外すと自爆します。
特別な才能は必要ありません。
課題に対する主張を明確かつ正確に
記述することができればいいだけです。
ここからは要注意ポイントを
説明します。
① 記述されている内容が正しいか。
論述されている知識、内容に間違いがないか、という点です。
当たり前ですが、嘘を書くと思いっきり減点されます。
② 主張が明確で、かつ論理的であるか。
主張が首尾一貫しており明確であるかです。
そして、接続詞が適切に使われており、
論文の基本構造である
「序論」(定義、背景、問題提起)
「本論」(論証、具体的展開)
「結論」(意見、見解、まとめ)
論理的な文章構成になっているかという点です。
③
論文としての体裁が整っているか。
誤字脱字の有無や段落構成など、
文章を書く上での最低限のルールが守られているか
ということです。
いかに主張が秀逸でも、誤字脱字が多すぎたり、
「え?これなにを書いてるの?」っていうぐらい
解読不能なほど字が汚かったりすると、採点者の印象は最悪です。
④ 文字数が適切か。
論文の体裁といえば体裁なのですが、
文字制限を守ることはこれこそ記述論文の絶対ルールです。
できる限り制限文字数に近い方が良いです。
最低限8割以上書きましょう。
制限文字数を超えることはダメです。
「質より量だぜ!」などと思っていません?
制限文字数を超えて解答用紙の裏にまで
書いてしまったりすると、落ちます。
論文試験では限られた時間内に限られた文字数で
収める能力も問われている試験だからです。
本日は、ここまでにします。
次回は、教養論文の学習法について
解説していきます。
今日も読んで頂いて
ありがとうございました。
絶対に合格できます。