その1 

 

 

 

読むと、その2

 

 

 

読みたくなるので、その3 

 

 

 

も読んでみて、そのあと、その4 

 

ですよー😃

珈琲☕など飲みつつ

読んでほしいの~🎵おねがいお願いチューチュー

 

 

 

 

👨「じゃあ、シュミレーションをしてみよう」
🎅「はい!了解!」
👨「まず担当の家につきましたぁ・・・」
🎅「メリークリスマス!!」
👨「・・・・忘れてない?」
🎅「何を?(。´・ω・)?」
👨「名前!家の名前!苗字だよ!」
🎅「あーちゃー😅そうだそうだ!『鈴木家!メリークリスマス!』」
👨「まあ…最悪…後でもいいよ。『メリークリスマス、鈴木家』…うん忘れないように!
で、家の中の時間はこれでとりあえず止まった…と。次は?」
🎅「忍び込む( `ー´)ノ」
👨「なんか人聞き悪いなあ(-_-メ)そっとお邪魔する。ね!それから?」
🎅「パパとママの記憶を書き換えて…あッこれを引き出しに入れればいいんですよね?
レシート 」
👨「そうそう 大人にとって自分が買った覚えのないものが子どもの枕元に置いてあるなんて     ことは不安でしかないからね。不安は疑いを招く。疑いというのはまったくもって邪魔なものだ。本当に欲しいプレゼントを聴き取るときの雑音になるわ サンタクロースの動きを鈍くさせるわ…他にもたくさんショボーンムキー 良いことないプンプンだから慎重に慎重につじつま合わせは確実に!!」
🎅「わかってますッてぇ( ̄▽ ̄)だから、通帳の書き換えもぬかりなくですね!」
👨「おお!すごい!頼もしいぞ分かってきてるねー!クリスマスとはいえ3万のゲーム機をプレゼントするのはやはりお父さんもお母さんも考え込んでいたからね。ボーナスに今年は3万の特別手当がついたという記憶の書き換えと通帳の数字を書き換えるのはとても大事だ!よく覚えてたぞ!
でも…本当に陽介君の欲しいプレゼントはゲーム機でいいんだよね?」
🎅「もちろん!もちのろんろん!バリバリにめちゃくちゃにぴーぴーに欲しくて欲しくてってのがもうビンビン聞こえてきまして・・・」
👨「あぁ( ̄▽ ̄;)分かった…分かったから。あと気を付けることは(゜-゜)」


「うふふふふ!やってるやってる!」
あたしは10月と11月のカレンダーの絵をそっと押しのけた隙間から2人のやり取りを見るのが大好きなの!
あの見習いサンタクロースの孔雀サンタと教育係のヒロといったら!名コンビだと思うわ!
まるでコント(怒られちゃうかな(⌒▽⌒)アハハ!)って時もあれば、シリアスにお話することもあって。あの2人ってほんと
「みてて飽きないのよねー!」
と言ったあたしに、いつ来たのか王冠をかぶった妖精女王のサラが隣で笑いながら言った。
あたし達は12月のカレンダーの絵の中でツリーの周りを飛び回っている妖精仲間だ

「ミリ、あなたホントに好きねー!いつまでもそこでじっとしてたら背中の羽が固まっちゃうわよ(^_-)-☆」
そんなサラにあたしは
「だってあたしたちの知らない話をたくさんしてるのよ!興味津々だわ~(´∀`*)ウフフ
ほら、今度はサンタクロースへのプレゼントの対処法みたいよ」


👨「サンタへの手紙やプレゼントは大切に頂いて、サンタクロースの愛を同じ形にして同じように置いておく。1㎜もずれてはいけないよ」
🎅「なるほど サンタクロースはいないと思っている大人が、食べかけのクッキーなんてみたら卒倒しちまうものな!泥棒でも入ったのかー?ってな具合にさ」
👨「じゃあ、次の家のシュミレーションを…」
・・・
あたしはサラの王冠をつつきながら話しかけた。
「でもさ、最近特にペースが速いわよね。」


それに答えたのは、これまたいつの間にやってきたのかサンタクロースのおじいさんだった。
「もう後1か月しかないものな。自分の教えれること全部教えていきたいんじゃろうよ」

 

「1ヶ月かあ~ もうすぐクリスマスだわね!たのしみ~」
サラが手を胸の前で組んでにっこりと言った。


私もクリスマスは楽しみ!12月はいつも月初めにあるカレンダー祭りの代わりに12/24盛大なクリスマスパーティーが行われる。他の月の絵達、例えば3月のお雛様も8月の海の生き物達も、全部の月の絵達が12月に大集合する特大イベントがあるのだ。
12/24・・・はて(。´・ω・)?
サンタクロースさん後1か月って じゃあまだもう少し時間はあるじゃない?だって今日は…
    
その時
フォ~ン フォ~ン
と優しい音色が響いた。そのあとに
「カレンダーの中のみなさーん明日から11月ですよ~ヾ(*´∀`*)ノ
カレンダーの中の神無月ですよ~

お休みの準備をしてくだささーい」
と心の落ち着くあたたかい声がお知らせを告げた。

「あら大変」
「おっと!1か月のお休み準備じゃ!」
サラとサンタクロースが腰を上げたので、あたしもちょっと慌てて羽を羽ばたかせた。

「まあいいわ。お休みが終わって目が覚めたら、どういうことかサンタクロースさんに聞いてみよう
・・・・
   ・・・・・・・

時計の針が かちり とちょうど0時を指した。

そのあとはもう、カレンダーから何の音も聞こえず、何の気配もなくなったのだった

 

 

続く

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました

あなたが幸せに包まれますように