県大会通訳終了 | 手話通訳者のブログ

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田舎の登録手話通訳者のブログです。

 

 

 

 

 

 

昨日のブログ記事「県大会競技スタート」の続き。



「たいしさん、提出書類は、今、書いてもいいですか?」
提出書類?
「これです」
あ・・・
「あ!ごめんなさい!間違えた!!」
派遣者に提出する書類ですね。
「ごめんなさい!暑くてぼーっとして・・・書類を見せたこと、内緒にしてくださいね」
了解です(笑)


石川さんは慌てて書類を鞄に入れたが・・・
1秒にも満たない時間だが、書類に書かれている内容はしっかり読めた。

「今回担当した手話通訳者について」
「良かった 普通 悪かった」
「手話通訳を受けて思ったこと」

なるほど。
俺がスバラ市の登録手話通訳者になったのは去年だが、ずっと不思議に思っていた。
スバラ市の制度運用は何故、こんなに素晴らしいのか。
毎回、通訳を受けた当事者が、通訳について、手話通訳者について思うことを書いて、派遣者に提出しているのか!
素晴らしい!

手話通訳者を評価するのは、誰か。
当事者である。
こんな当たり前のことを理解していない派遣者が多い。

ポンコツ派遣者の地域は、馬鹿馬鹿しいお勉強ばかりしているポンコツコーディネーターが手話通訳者を評価する。
お勉強研修の出席率の高い手話通訳者を優先的に派遣する。
結果、どうなるか。
当事者の気持ちを考えない出来損ない通訳者ばかりが派遣される。
当然、制度運用は腐る。

スバラ市は数少ない優れた派遣者である。
スバラ市の制度運用が当たり前になって欲しい。
腐ったコーディネーターは全員、退職して欲しい。



<続く>