メディアニュートラルは難しい | 広告系妄想族

メディアニュートラルは難しい

ごくごく当たり前のことですが、


「クライアントのためになる提案をする」


これを僕は戦略を考える時の最も基本的なスタンスにしています。




例えば、メディアニュートラルに考えること。


これもクライアントのためになる解決策を立案するためには、


重要な姿勢だと思うのです。




で、メディアニュートラルという言葉を初めて聞いたのが、僕が新人の頃で、


その時は「当たり前のことじゃん」と思っていました。




ところが、広告会社で何年か仕事をしているうちに、


知らず知らずの間に勝手にメディアを先に決めて、


そのメディアの枠組みの中でできる解決策を考えるようになっています。




経験してみてわかったのですが、その方がいろいろ便利なんですね。


予算があれば、どのメディアを使うかは決めやすいので、


先にメディアを決めてしまった方が、プランニングの進捗は速い。


それにそのメディアでできる解決策を考えるので、より現実的でもあります。


(純粋に面白い企画ができても、適切なコミュニケーションチャネルがないと、

ただの絵空事になってしまいますし…。)




ところが「そのメディアでできる解決策を考える」というスタンスは、


クライアントからすれば広告会社が勝手に可能性を限定して、


そこから解決策を提案しているという印象になるでしょう。




だから「メディアありき」は


本当の意味で「クライアントのためになる提案をする」ということに


ならないと思ってはいるのですが。。。言うは易し行うは難しですね。




メディアニュートラルを実行するためには、


その意味をきちんと理解して、その思想に共感できるメンバーが集まって


チームを作ることがまず必要だと思います。




ただ、広告会社の全員がそうなる必要もないと思う(というか現実的ではない)ので、


「このチームはメディアニュートラルに考えるんだ」みたいな組織を作ってしまうのが、


いいんじゃないかな(そしてそんな組織を立ち上げてみたい)と思っている最近です。