腎臓の病気には、
*慢性腎炎
*薬剤性腎障害
*糖尿病性腎症
*慢性糸球体腎炎
*腎細胞がん
また腎障害により、
*脳卒中
*心疾患
*高血圧症
*貧血
*骨粗鬆症
*電解質異常(浮腫・尿崩症・脱水症状…)
*代謝性アシドーシス(体内のPHが酸性に傾く)
*ホルモン障害
などが引き起こされます。
腎臓は、
老廃物を体外に排出するだけではなく、
人体の60兆個の細胞環境、
PH、浸透圧を一定に保ち、
細胞の働きを維持しています。
腎臓は、
ろか機能を維持するために、
体血圧を上げる酵素を生産する機能があります。
腎臓は、
エリスロポエチンというホルモンを分泌し、
骨髄に作用して赤血球の生産を促進する。
腎臓は、
循環血流量増大や、
うっ血性心不全が存在すると、
心房から分泌されるホルモンの作用により、
ナトリウムイオンと水の排泄量を増加させる。
腎臓は、
副甲状腺ホルモンの作用により、
カルシウムの再吸収を促進。
また腎臓でのビタミンD3の生産を促進する。
腎臓は、
加齢とともに機能が低下していきます。
では、
漢方での「腎」は!
*精を蔵す。
一つは、五臓六腑の精であり、
一つは、生殖機能の精を蔵す。
腎精は、
先天の腎気が、
後天的な五臓の精気を結合し転化され生成され、
腎に貯蔵される。
腎精の生成・貯蔵・送出は、腎によって営まれる。
また腎は、
水を主り、五臓六腑の精を受けこれを蔵す。
*生命の根本の火、「相火」を主る。
君火は、心が主り、「相火」は君火を助ける。
*水を主り精を蔵し、また命門の火を主り、
人身の元陰、元陽の気の所在するところ。
*腎は精血の海、脾胃は飲食物の海であり、
等しく五臓六腑の本である。
しかして腎は元気の根、水火の宿るところであり、
五臓の陰気はこれがあらざれば滋することができず、
五臓の陽気はこれがあらざれば発することができない。
*腎は骨髄を主り、脳に通ずる。
骨と髄の生長発育はすべて腎と一定の関係がある。
髄の会合は脳であり、脳は髄の海。
髄もまた、腎精の変化によって化生される。
現代科学によって明らかにされた腎臓の働きと、
数千年前の漢方の「腎」との違いは?
漢方での腎虚の主症状は、
足腰・骨の衰えを主に、
小便大便の異常、
耳鳴り頭暈、
記憶力低下、
集中力低下、
疲倦乏力、
生長不良、
五臓六腑機能低下、
いわゆる、
老化に伴う症状ですね。