「新型うつ」という現代病。
より便利になり、
より楽しくなり、
より安全となった、
文明社会という環境要因と、
生まれながらのもともとの要因や、
幼少期に植え付けられた要因である、
「不安神経症」体質の若者達が、
「新型うつ病」といわれる状態となるようです。
*新型うつ病の、
漢方的な体質に分析。
①肝鬱気滞・肝血虚陽亢
集中力散漫
好きな事があると好転、嫌いな事があると悪化
他人や状況への責任転嫁
イライラしやすく、怒りっぽい
*従来の定型うつ病は、
>集中力がなくぼうっとする。
>常に落ち込み何事にもやる気が出ない。
>自分が悪いと自責の念が強い。
②肝気欝結痰濁壅盛・肝気犯脾痰濁壅盛・気血両虚
1日10時間以上寝る
過眠が多く但し眠りは浅い
いくら寝ても眠い
*従来の定型うつ病は、
>入眠困難・途中覚醒・早朝覚醒
>慢性の睡眠不足
③肝気反胃脾虚痰濁・肝鬱化火痰濁壅盛
過食が多く、特に甘い物を好む
体重は増えることが多い
*従来の定型うつ病は、
>食欲低下
>体重は減少
④脾気虚・肝鬱気滞・心肝血虚・心腎陽虚
夕方から夜にかけて鬱になる
夜一人で泣く事がある
他人の顔色を伺う
*従来の定型うつ病は、
>朝から午前中が最も悪い
>1日憂鬱だが、夕方になると多少良くなる
>夜中は起きていることが多い
>他人に配慮
⑤脾気虚痰濁
疲労感が強く手足が鉛の様に重くなる
体調にムラがある
*従来の定型うつ病は、
>全身の倦怠感
>体調低迷が続く
⑥肝鬱化火・肝腎陰虚陽亢
性欲が亢進する事がある
*従来の定型うつ病は、
>性欲は無くなる
人間だれでも、
嫌な事や時、
緊張時や精神刺激を受けると、
気・血の流れは瞬時に悪くなる!
しかし、
それを快復する力も持っている。
それは、
もともと備えて生まれた自然治癒力であり、
学習、訓練によって備えられた防衛反応です。
*我慢をする必要の無い環境。
*自分の好きな事ができる環境。
*自分の得意な事をやれる環境。
*自分を受け入れてくれる環境。
*自分を優しく安全に守り、導いてくれる環境。
そんな時代になり、
そういう文明社会を目指しているのですから、
でも、現実の社会は、まだまだ厳しく理不尽で、
仕事もお金も自由もままならない。
「新型うつ」が増えるのは、
致し方ないのかもしれません。
漢方では、
環境の変化は、
内臓の働きにも変化を及ぼし、
内臓バランスの変化は、
精神思考の変化となって現れるてくる。
精神と内臓は、
相互相対的な関係であり、
イライラすると、肝臓が弱り、
肝臓が弱ると、イライラしやすくなる。
肝臓がストレスを受けると、胃腸を冒し、
胃腸の働きが悪いと、肝も弱る。
胃腸の働きが弱いと、くよくよ疲れやすく、
あれこれ考えすぎると、胃腸が弱る。
胃腸が弱ると、甘い物が欲しくなる、
甘い物を食べ過ぎると、気が塞がる。
…、
…、
人間・環境・内臓・精神
バランス良く保つには、
大変な時代なんですね。
「新型うつ」には、
三環系抗うつ剤は効かないとのデータがあります。
予防改善するためには!
漢方薬です!
内臓のバランスを保ち、
環境の変化に対応する、
強く柔軟な精神を、
漢方薬で維持していきましょう!
自分の体質を知り、
自分に合った環境を選び、
そして、
自分に合った環境を自ら作り上げる、
強い力を蓄えましょう。
「今」を逃げることは出来ないのですから。
温室で育つ綺麗な薔薇になるのも良い!
アスファルトの割れ目から芽を出す雑草になるのも良い!
どんな生き方が出来るのか、
どんな生き方が楽しいのか、
人それぞれですね。