7日(土)は大きな大会が2つ。

 一つは、北近畿豊岡自動車道・山陰近畿自動車道早期実現促進大会[豊岡市]。

 二つは、自民党県連大会に代わる総務会[神戸市]

 道路の大会は、コロナの感染拡大防止のため、参加者は例年の半分の500人。また、国土交通省技監と近畿整備局長はリモートで参加。

 私は挨拶の中で、今日の大会参加者が一番知りたいことは齋藤新知事の高速道整備への熱意、想い、姿勢だと思う。皆さん、新知事は間違いなく全力を挙げて取組むと決意しますよ、とまず述べる。

 そして十数年前は、タテ(北近畿)ヨコ(山陰近畿)は本当にできるのかなと思っていた人が少なからずいたけれど、北近畿は約90%開通し、山陰近畿も工事中も加えれば県内のうち約6割に達するまでに到った。今や全線開通は当然のこととして、未開通区画はあと何kmかが話題となるようまでになった。

 しかし、まだ相当整備区画が残っている。手を抜かず、今後もともに頑張りましょう!と呼びかける。

 齋藤知事の話も、佐渡や仙台勤務の話も交えて、いかに道路などの整備が地域の将来にとって必要かと熱を入れたものでした。会場に来られた方も新知事の決意を聞き、安心して帰られたと思います。
【豊岡市 北近畿豊岡自動車道・山陰近畿自動車道早期実現促進大会】


 14時から神戸で県連大会に代わる総務会。

 会長としての最後の挨拶を述べる。
  ・2回目の会長は5年余り。この間、参議院選と知事選は2回。衆議院選、神戸市長選、統一地方選もあり、皆さんに支えられ、助けられたからこそ、何とか私も職務を全うできた、
  ・しかし今回の知事選。支持者が分断したままの選挙となり、不正常な状態での選挙について、まことに申し訳ない思い、会長として責任を感じている。ケジメをつけるべきだと選挙前から考えていたが、今日を持って会長職を降りる。
  ・自民党は党の足腰を強くすること、SNSなどに対応した広報・宣伝活動の強化、そして何より政治への信頼回復が喫緊の課題だと思っている。
  ・それから加えて、新会長には県連選挙対策委員会のあり方(国政選挙の公認・推薦なども、今の仕組みでは県会・神戸市会議員のみの選対委員会で決め、党本部に上申)等も検討してほしいと要望したい。
  ・私は”唯我独導”、独り善がり的な見方を避けるように心掛けてき、則(のり)を守るよう訴え、それらが聞いてもらえなくても怯まず、度量を持つようにしてきたつもりだ。
  ・自民党は民意を大切にし、尊重しなければならないが、民意は常に動き、時に大きく揺れる。民意と信じた自分自身の考えが民意とズレることもある。
  ・選挙を前にした今、しっかりと県民の声を受け止めて、一致して戦いに挑んでほしい。
【神戸市 自民党県連大会に代わる総務会】