午前5時半起床。6時20分赤坂宿舎をタクシーでスタート。7時過ぎ、東京駅より新幹線で復興特別委員会理事による現地ヒアリングに出発。9時前に福島着。


 9時5分より10時過ぎまで、佐藤福島県知事らとの意見交換。知事からは、


(1)国策として取り組んできた原子力の災害であるので、通常の復旧、復興とは別枠で対応してほしい。


(2)国の一元的な窓口が何より大切で、タテ割り行政によるたらい回しは絶対にやめてほしい。


(3)毎日の(放射線)線量を住民は気にしており、復旧、復興よりも今の状況を改善するのが先だ。


との意見でした。また、道州制による仙台への集中も懸念しておられました。


 11時55分仙台駅着。


 12時より宮城県庁で村井知事らと意見交換。


 村井知事からは、国の一次補正では十分でなく、新たな助成制度の創設を含め、早急な二次補正要求をお聞きしました。


 昼食後、14時過ぎの新幹線で盛岡へ。


15時30分から岩手県庁で、達増知事などから要望をお聞きする。


 知事は復旧、復興を国家プロジェクトとして取り組んでいく覚悟が国に求められていることを強調されていました。


 私は、東北3県はもっと政府に対し怒っていいのではないか。例えば16年前には、震災後2月半で6000億の復興基金が創設され、使い勝手がよく自分たちが主体的に使える仕組みができた。今回の場合、経済状況が違うにしても、自治体が安心できるような財政支援の仕組みが、今なお見えていないのではないかと、私の持論を述べさしてもらいました。


 盛岡17時41分発、東京21時8分着。


 ハードな一日でした。移動距離1,200km。


写真:宮城県庁で村井知事らと意見交換


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