嗅覚生かして 捜索がんばるワン!「嘱託警察犬等審査会」に挑む  | 鳥取県広報連絡協議会のブログ

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鳥取県総合情報誌「とっとりNOW」の発行/「ふるさと鳥取ファンクラブ」を運営している、鳥取県広報連絡協議会スタッフのブログです。

犯罪捜査や行方不明者の捜索に協力する警察犬。鳥取県警察では、一般家庭で飼育され、年に1回行われる審査会に合格した犬に委託する「嘱託警察犬」が活動しています。
その審査会が鳥取市で開催され、今年はシェパードやゴールデンレトリバーなど10頭が挑みました。合格すると、1年間〝鼻の利く捜査官(犬)〟として捜索に出動します。



審査開始前、静かに出番を待つシェパード 


審査会は、指示にきちんと従えるかの「服従」、においを嗅ぎ分ける「臭気選別」、仮想犯人の足跡のにおいを元に歩行経路をたどる「足跡追及」の3科目で行われます。本番を前にピリピリとした緊張感が漂う中、静かに順番を待ちます。



指示に従い、障害物を飛び越える「服従」の審査


審査が始まると、指示通りに「伏せ」や「立て」をしたり、障害物を飛び越えたり、落ち着いた様子で次々と課題をクリアしていきます。
中でも遺留品と同じにおいのガーゼを当てるという「臭気選別」には、『選ばないことが正解』という難易度の高い審査もあります。今年は見事に正解者(犬)があり、ギャラリーから「おおっ!」という歓声とともに拍手が沸き起こりました。

 

5つのガーゼの中から真剣に正解を探す

審査後は、精悍な顔つきだった犬たちも無邪気にじゃれ合ったり、甘えたりのリラックスモードに。「よく頑張ったね」と筆者が声をかけると、嬉しそうにしっぽを振って応えてくれました。

鳥取県警察によると、今年1月から10月末までの嘱託警察犬の出動実績は33件、そのうち9割は行方不明者捜索とのこと。高齢化が進み、徘徊による行方不明者は年々増加、出動要請も比例して増えています。一方、警察犬の数は年々減少傾向で、その理由は人と同じく高齢化にあるそうです。3~5歳が適齢期のため、〝若手〟を求めています。

警察犬といえば大型犬のイメージが強いですが、適性は個体によるので、鳥取県警察では犬種の条件はありません。2012年には全国で初めてトイプードル2頭が合格、〝かわいすぎる警察犬〟として注目を集めました。

参加した飼い主の1人は、「家庭ではつい甘やかしてしまうので、時々、訓練所でトレーニングをしており、今回挑戦しました」とのこと。

 

犬は、人間の3千~1億倍の嗅覚を持っています。あなたの愛犬にも備わっているその優れた能力を引き出し、捜索活動を支える「犬のおまわりさん」目指してみては。


※「嘱託警察犬等審査会」は毎年11月頃実施


問:鳥取県警察 ℡:0857-23-0110
https://www.pref.tottori.lg.jp/272117.htm

※鳥取県総合情報誌『とっとりNOW』127号(2020年9月発行)で警察犬を特集します。仕事内容を詳しく紹介。お楽しみに!
 

 
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