私が取り組んでいる足育は2つ
① 外遊びを積極的に行う
② 草履を履かせる
タイトルにも書かせていただいた通り
今回は②について書きたいと思います
この夏の時期にSNSを見ていると
草履を履いての足育についての投稿を
よく見かけます
そのような投稿を見て草履で足育を始めた
という方も多いのではないでしょうか
私もその1人です
しかし
正しく足育をするため
草履についてまとめましたのでご覧ください
草履って本当にいいの?
土踏まずは立つ時にバランスを取る、歩行時に地面を蹴るバネになったり衝撃を吸収するなど大切な役割を担っています。草履は底面や鼻緒を足指でしっかり掴んで歩くことが必要なため、土踏まずを作る上でとても有効な履きものといえます。
しかし、皆が草履を履いていた時代と違い、硬いアスファルトの道を歩く現代では、靴に比べクッション性が低い草履は、足(特に踵)に悪影響を及ぼす可能性があります
そのため、草履は足を育てる道具として使用し、できる限り土の上で使用すること、長時間履かないことが大切です
サイズ選びが重要
草履を選ぶ際は、普段のサイズか、普段のサイズから0.5cmほど小さいものを選ぶのがオススメですサイズが合っていないと、足の甲が痛くなったり、斜め履きになり歩き方が悪くなる恐れがあります
草履を履かせるなら、しっかり歩ける3歳以降がオススメ
3歳ごろまでは足指を使う力が未発達のため、十分なら発育するまでは足に合ったベビーシューズなどの方が良いでしょう。子供の発達に合った時期に履かせてあげましょう
草履を履かせるときに注意しなければならないことは?
鼻緒をしっかり奥まで入れる
脱げやすくならないよう、鼻緒はしっかり足指の奥まで入れましょう。ただし、鼻緒が硬いと指の間が擦れるため、吐き始めは鼻緒の部分を前後に動かして柔らかくしておくと足のトラブルを防げます
また、短時間履くことを続けて徐々に足に慣らしていくとよりスムーズに草履を履きこなせるます
1時間くらいを目安に履かせて
草履は踵がくっついていないため、無意識にすり足になり、太ももの筋肉が発達しにくいという面があります。1日中ショッピングセンターやテーマパークなどを歩く時は靴の方がオススメです。1時間くらいの外遊びの時に使用するのが良いでしょう
サンダルや下駄は似て非なるもの
足を育む(足育)という面からみると、実は1番良いのは裸足だそうです。しかし、日常生活では安全面から考えると、裸足に近い草履が良いようです。草履に似ているもので選びがちなのがビーチサンダルですが、足裏が滑るので、無意識に足の甲に力が入ってしまいます。また、同じく似ている下駄については、特に地面が硬すぎるアスファルトなどの上を歩くと衝撃が大きく、骨が出来上がっていない子供の足には向きません
オススメの草履
「ミサトっ子」か「やまとっ子」だと間違いないと思います。私はその時安かったとことと、デザインから「ミサトっ子」を選びました
まとめ
エスカレーターやエレベーター、洋式トイレ、バリアフリーの建物など、子供たちが足を踏ん張ることが発達現代の環境の中で、草履は足を育てる(足育)の有効なアイテムの1つです。安全が確保されている草原や公園などでは、裸足で思いっきり遊ばせてあげるのも足を育むには良いのかもしれません