おはようございます。
秋田県横手市十文字町の宅配弁当、オードブル「紅玉」の『たかはしもとい』です。
営業日時については下の方の営業日カレンダーをご覧下さい。
昨日は朝方随分と雨が降り込みましたが、昼前にはすっかりあがり、素晴らしい快晴に恵まれました。
お店は店休日を頂戴し、仕込みやデリバリーなどに取り組みました。
お食事のお問い合わせなども多く、今週末はイートインもデリバリーも大変忙しくなりそうです。
また、今週末のお弁当のお問い合わせも多く頂きましたが、前日のご注文はお引き受けしておりませんのでご注意下さいませ。
当店のお弁当は手ごしらえですので、前々日の正午までご連絡を頂きますとお作りしております。
さて、昨日は「終戦の日」でした。
その前日、令和7年8月14日に茶道裏千家の前家元である千玄室さんが102歳で亡くなられました。
紅店長の実家では茶道の教室を営んでおり、長年の功績が認められ、令和5年3月に「学校茶道永年勤続者表彰」を受けております。
その際、千玄室氏より表彰を授与頂きました。
その千玄室氏は戦時中、学徒動員により招集され、海軍航空隊に配属、その後特攻隊に配属され、何人もの若者が散っていくのを見送ったそうです。
特攻隊の仲間と共に飛行機の傍らでその場での茶会の席を設けたことをテレビのインタビューで話されておりました。
戦争において、国の弥栄を祈り、大切な人々のため、自らの命を差し出した若者の心境を思えば、戦争を知らない私でさえもまたその誠心に胸打たれるものがあります。
同時に、そこまでして護ったこの日本が、果たして今も誇り高い国であるのかを問いかけられていることを感じます。
職業軍人として海軍に奉職した私の祖父は、整備下士官として特攻隊で出撃する若者達を見送り、また自らも戦車に飛び込む人間地雷としての訓練を重ねてきたことを話してくれました。
戦時中の出来事を色々と聞かせてくれた祖父でしたが、その当時のことを思い出すと途中で洗面所に立って、顔を洗っていましたが、その目には涙がたまっていたのを思い出します。
海軍でしごかれたことや中国大陸に派遣された思い出、南京でみた光景、マレー半島や千島列島で遭遇した戦火、更に敗色に覆われた状況下での絶望的な自爆訓練、そして終戦と復員。
祖父が存命中に聞いた話は実に生々しく、まるで自ら体験したことの様に感じられました。
その話を聞いた記憶は今も私の戦争観に影響を及ぼしています。
私たちはその命を捧げた先人に感謝しながらも、その命を奪い合う悲惨な戦争をもう二度と起こさない努力を尽くさなければならない。
いつも終戦の日に、この気持ちを新たにします。








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