虐待する親ってそんなに異端なのでしょうか?
最近、幼児虐待をする親の特集がTVでさかんに報道されている。インターネットでも虐待している親を批判する人が増え始めた。

しかし、なぜ、幼児虐待はいけないのだろう。
部屋を閉め切ってしまえばうるさくないだろうし、見苦しいこともない。誰にも迷惑をかけずにストレスが発散できるならば、別に罪に問われる必要はないと思う。親はこうあるべし、といった既成概念にとらわれることはない。

例えばカラコン。俺は見苦しく感じるが、当人がカラコンで幸せならばかまわないはずだ。「みっともないから日本人なのにカラコンは止めろ」と要求したら、要求する方が立派な人権侵害だ。
幼児虐待を罪に問うのはおかしいし、他人がとやかく言う筋合いではないと思う。

虐待をする親に対して必ず浴びせられる言葉。「子供は親を選べないのにかわいそう」
余計なお世話だ。虐待が悪いと思った子供は自分が親になった時繰り返さなければ良いのだし、良いと思ったら繰り返せば良い。本人が判断すべきだ。
共働きの母親に対して昔浴びせられた言葉がそのまま繰り返し使われている。日中、親が不在で寂しい思いをしたのが心の傷になっているならば、親になったとき専業主婦となって育児に専念する人生を選べば良い。逆に専業主婦の母親に育てられて息がつまるような思いをしたならば、親になってから子供と距離を置く生活を選べば良い。

親のやり方が良くない、と感じたら次の世代がそれを改めたらいい。そんなものは個人の判断であって、他人が口をはさむ次元の問題ではないはずだ。