長々と恐山お付き合いありがとうございましたm(_ _)m
ちなみに、恐山にはバスでも来ることができます。
ここに来る前に立ち寄った、本州最北の駅下北駅からバスが出ていますので、今度来る時は列車とバス乗り継いで来てみようかなぁと考え中( ̄∀ ̄*)☆
さて、朝からすっきりと晴れ渡った恐山を7:50に出発。
三途川をもう一度渡り、太鼓橋と奪衣婆&懸衣翁の像を見届け、次の目的地へと向かいます。
むつ市街地までは県道4号を戻って山を下って行ったのですが、むつ市街地へ入る付近ぐらいまで、ずっと背後に何かの気配を感じながら運転
もしかして、恐山から誰か連れて帰ってきてしまったか
とビビりながら車を走らせていたのですが、県道4号からR279へと変わりしばらく走っていると自然と気配もなくなっていました
そのR279をひたすら進んでいったところが次の目的地なのですが、9:00ちょうどに到着したその終着地点が~~~~
大 間 崎
そう、ここは言わずと知れた・・・・・
本州最北端の地
であります
ついにここまでやってきました\(^O^)/
大間に来るのも13年ぶりw
下北半島といえば、本州最北端の大間町は外せません(゚ー゚)(。_。)ウンウン
13年ぶりの訪問となりましたが、石碑や景色は以前と変わりなく、天気が良く風が強いのも変わりなかったです
日本最北端の稚内宗谷岬にたどり着いた時はかなり感動しましたが、本州最北端の大間崎にたどり着いた時も同じぐらいの嬉しさ
てか、何がって言われると答えづらいのですが、私としては大間の方が最果てって感じが強かったです。
ところで、ここまで無事たどり着いた感じはありますが、実は8月に降った大雨の影響で、当初R279の一部区間が通行止めになっていたんです( ̄□ ̄;)!!
R279が通れないと、大間に向かうには下北半島を反対向きにぐるっと迂回しないといけないのでどうしようかと思っていたのですが、9月13日に通行止めが解除となり今回の計画を無事立てることができたってわけなんです^^
また、恐山からだと県道4号をそのまま北上していくと、大畑漁港付近(一番下の地図の「青森県道4号」の地点)でR279と合流できて距離も短いのですが、この恐山~大畑の県道4号がかなり険しい山道っぽくてけっこう時間と労力がかかりそうだったのと、どうしても9時くらいには大間についておきたかったので、安全策をとって距離が6,7キロ長くなるけど運転しやすそうな道を選んで今回の行程となりました。
結果、R279がバイパスが整備されている区間が多くてめっちゃ走りやすく、こちらを選んで大正解
通行止めになっていた部分は、何ヶ所かまだ片側交互通行になっていましたが、それがあっても約60kmを1時間10分で到着
そして、大間といえば本州最北端ってほかに有名なものがありますよね^^
はい、みなさんご存じ、大間のまぐろ
青森県と北海道の間にある津軽海峡でとれる黒まぐろは、脂ののりもよくて最高級と称されているほど絶品
正月明けの初セリで、何千万・何億って値段でセリ落とされているのがニュースになっているのもご存じかと思います。
そんなまぐろの町、しかも一本釣りが有名なので、写真のようなオブジェも大間崎にはありました
ただ、ここが最終目的地ではなかったので、とりあえず本州最北端の地で記念撮影を済ませ、本来の目的地へ。
向かった先は、大間漁港。最北端の大間崎を過ぎて少し南へ下った辺りにあります。
漁船が所狭しと並んで停泊していました。
で、大間漁港のすぐそばにあるこちらの倉庫が目的地。
この中に何があったかといいますと~~~~
大間のまぐろ
中に入ると、このように大きな大間のまぐろがど~~んと待ち構えていました
まぐろの下のポスターに書いてあるように、『日曜日はマグロだDAY』ということで、10月の毎週日曜日にマグロの解体ショーをここでやっているんです
で、私が訪れたのが10月24日(日)。
まぐろの聖地大間でマグロの解体ショーをぜひ見たかったので、どうしても日曜日に大間に来たかった。
さらに、解体ショーが9:30~と12:30からの2回あって、この後のスケジュールなども考慮して9:30~のやつに間に合いたくて、早朝恐山⇒大間へという計画を立てていました。
ちなみに、大間のマグロ漁って、9月くらいから冬にかけてしかやっていないので、夏休みとかにきても、生のマグロは食べることはできません。
なので、だいたい10月から11月くらいにこうやって解体ショーや祭りなどが行われているので、それと恐山の開山時期と合わせて今回この日を選びました。
なので、この恐山&大間のマグロ解体ショーを旅の第一チェックポイントにしていて、ちゃんと予定通りこれたので大成功
9:15に大間漁港に到着し何とか解体ショーに間に合いましたが、けっこう人はもう来ていて座ってみることはできずに横から立ち見
でも、ちゃんと見れるけっこういい場所は確保できました
写真で、マグロの前に写っている人が『社長』と呼ばれていて、一番偉い人っぽかったです^^
たまたま解体ショー始まる前に近くにいてたので、解体するマグロが何キロくらいか聞いたら、110キロくらいとのこと
解体ショーで使うマグロで100キロ越えるものは珍しいらしく、今回と次週で最後なので奮発したって言うてました
けっこうラッキーな時に来れたってことですね(゚ー゚)(。_。)ウンウン
もちろん津軽海峡で釣り上げられ大間で水揚げされた冷凍もされていない100キロ越えの生本マグロの解体ショーが始まりました\(^O^)/
大きすぎるためか、3人がかりで動かしていました
まずはカマの部分をとり始めました。
この時は向こう向いていて、ちゃんと見ることができず
次に背中に沿って包丁を入れていきます。
ここで、マグロを解体する道具ですが、のこぎりみたいな長~い包丁で切って解体していくのをよく見かけると思うのですが、大間では解体に使うものは少し大きめの出刃包丁。
110キロもある大きなマグロを、出刃包丁3本ぐらいを使い分けて熟練の技で解体していきます
背中から切り込みを入れた後は、真ん中をしっかりと切って~
まずは背中の部分1/4が切り取られました
包丁の切れ味ももちろんいいんでしょうけど、冷凍も全くしてないマグロなんで、身も柔らかいんでしょうね
次は同じ側のお腹の部分を切り落として、ご覧のようなちょうど半身にw
解体された身は、その隣にすぐに持っていかれて、ブロック状に切り分けられていました。
そしてその次は。。。。
中骨を取っていきます
凄い中骨ですよねぇ。この写真で、マグロの大きさがよりわかっていただけるかと思います。
で、中骨を取ったということはw
そう、もちろん中落ちありましたよ
これはすべて解体終わった後の写真ですが、中骨についた中落ちの身をしっかりと取っていました。
これがまた旨いんですよねぇ
さて解体に戻りまして、中骨を取ると反対側半身が残っているので、その真ん中で切り分けて・・・・・
解体終了
最初に包丁が入ってから、全て解体されるまで約10分。あっという間に、あの大きなマグロが見事に解体されていきました。
てか見てください、このきれいな身の色と艶
つやつやで輝いていて、このままかぶりつきたくなりませんか
解体が終わったころには、マグロの身のブロックが何個も出来上がっていました。
解体している間も、じ~~っと見ているだけではなく、司会の人がマグロのことや解体のことなど解説しながら進んでいくので、見ながら聞きながら写真も撮りながらで、ほんまあっという間に終わった感じ。
貴重なものを見れてとても良かったです
ということで、本州最北端のマグロの町大間で、念願だったマグロの解体ショーも見れたので、次の目的地へ向かうことにしましょう
・・・・・・・・・・・・・・ん
いやいや、そんなあっさりと帰っては、こんな最果ての地までわざわざ来た甲斐がないってもんです
やはりこの後は( ̄∀ ̄*)☆