郷土の未来をデザインする -14ページ目

市民の感情

先週福岡市の市長選挙があり、現職の方が3選を果たされました。

 

私たち一市民としてできることは、立派な為政者を選出する

ことは権利としても義務としても必要ですね。

 

もちろん、市民として市政の決まりを守ることも必要ですが。

 

候補の方が、立派な人間で立派な為政者かどうかの判断は、

世情がここまで落ち込むとたいへん難しいことでもあります。

 

為政者は、どのような思想を持って判断基準にしているのかがとっても興味深く思います。

 

近代の社会において、立派な人間を、内村鑑三は「代表的日本人」で取り上げられています。

 

 

この方々に共通して儒教をはじめとする中国の偉人の描かれた

ものを相当に学ばれ、その時、その立場で、必要なことを

徹底して実行し続けられました。

私は、西郷隆盛も、二宮尊徳も好きですが、吉田松陰も凄く尊敬します。

 

選挙期間中に、新市長の演説をある歴史上の指導者の子孫の方のパーティで聞いたのですが、

「この方は何を学んだか?」

が興味津々でした。

 

そこで、西郷隆盛が特に愛読していたのが「洗心洞箚記」と知り、

先週1週間かけて、じっくりこれを読んでみたのですが

すごく難しいながら、目から鱗のように頷けるものばかり。

 

 

すると吉田松陰もこれを愛読していたと聞き、尚更頷いてしまいます。

 

 

市民は、そのような立派な為政者やリーダーを尊敬し、

その示された方針や施策にも追随して行きやすいものです。

 

今の時代に、誰がリーダーとして上に立たれても、易々と市政がうまくいくとは

期待できませんが、学んだことを日常的に活かした、立派な生活を送っておられると

市民としても、追随して市政に反映できるように努力できるろ思います。

 

リーダーも責任ありますが、市民としても他人任せでなく、為政者の感覚で

生活を送ってみたいものです。

 

立派な本を読み終わった直後はいつもそう思うのですが・・・・。

 

明日から、真面目に働きます。