お気に入りの・・・最近読んだ本(岡嶋二人) | お気に入りの・・・

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まず驚くべきは、この本は1989年に書かれたということです。ヴァーチャルリアリティなんて言葉、当時はそんなに知られてはなかったはずです。

作者の二人は、この作品を最後に、コンビを解消してしまったんですね。

 

仮想現実の世界に入り込むということなので、おおよそのストーリーは見当がついてしまいますね。

とても読みやすくて、話に引き込まれます。ただ、最後が、はっきりしてくれい‼ と言いたくなりますよ。

 

現実も真実も崩れ去る最後で最恐の大傑作。200万円で、ゲームブックの原作を謎の企業「イプシロン・プロジェクト」に売却した上杉彰彦。その原作をもとにしたヴァーチャルリアリティ・システム『クライン2』の制作に関わることに。美少女・梨紗と、ゲーマーとして仮想現実の世界に入り込む。岡嶋二人の最終作かつ超名作。そのIT環境の先見性だけでも、刊行年1989年という事実に驚愕するはず。映画『トータル・リコール』の前に描かれた、恐るべきヴァーチャルワールド!

 

この本もサクサクと読めてしまいます。主人公の千秋と、要之助の会話が、かなりの割合で占めていてそれがまた昭和っぽいんですね。また、夢野久作の後に読んだということもありますけど・・・。

 

誘拐ものですけど、密室ものなんです。

ある小さな島で人が二人、消えてしまうんです。橋が一本架っているだけで、そこを通ったり海に飛び込めばすぐに分かってしまう・・・という状況です。

千秋と、要之助がこの謎を解いていきます。このコンビの活躍をもっと読みたいと思うんですが、二人が別れてしまっては、それは叶いませんね。

プロ歌手の卵・千秋とピアニストの要之助はレコード出版を夢見るカップル。けれど千秋の父で警察署長の近石は、二人の交際が気に入らない。ある日、千秋の友人で富豪の後添いに入った須磨子が助けを求めてきた。義理の息子と実弟が誘拐され、湘南の小島で身代金を渡すというのだ。近石署長以下が大包囲した島は、もはや密室だと思われたが…。千秋と要之助の俄か探偵が活躍する青春ミステリー話題作。