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「死者の書」といえば、チベットの死者の書とエジプトの死者の書が有名で、おそらく宗教的な堅ぐるしい本なんだろうと思いますが、この本は全く違います。そもそも原題はTHE LAND OF LAUGHS 「笑いの郷」というんです。

一応ホラーということになってますが、その部類には入れたくない作品です。

 

主人公のトーマスとガールフレンドが尊敬するある作家の伝記を書くために、彼が住んでいたミズーリ州のゲイレンという田舎町を訪れるんです。

しばらくはごく普通の田舎町でごく普通の生活の話なんですが、次第にこの町の奇妙さに気付いていくんです。

ストーリー展開もさることながら、プロットに、描写力に、巧みな言葉遣いに、そして独特のタッチに、才能を感じます。それから、浅羽莢子さんの訳も素晴らしいんですね。お薦めです。

 

ぼくの目の前で、少年がトラックにはねられた。事故のあと町の人間が聞いてきた。「あの男の子、はねられる前は笑ってました?」笑って?…ここはアメリカの小さな町。1人の天才作家が終生愛した町。ぼくは彼の伝記を書くために逗留している。だが知らなかった、この世には行ってはならない町があることを。ファンタジィ・ホラー驚異の処女作。

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