優しく纏う 〜シェ・モア〜かなこのライフスタイル

優しく纏う 〜シェ・モア〜かなこのライフスタイル

好きな空間、好きな素材。

「chezmoiシェ・モア〜私の家〜」では
天然素材の布を使った洋服を中心に
ものつくりをしています。

好きなものに囲まれて暮らすことを大事にしながら

身体全体で感じられる日々の喜びを綴っていきます。


テーマ:
先日、

あるお母さんから相談と報告を受けました。




そのお嬢さんが進路に家政の学校を選び、

自分は全くわからないので、

これからミシンを買ったりすることになるけれど、

また何かあれば相談に乗って欲しい。

よろしくおねがいしたい。との事。





私は家政の大学に行っていたわけではないので、

それこそ何も教えられる事はないけれど、

ちょっとした相談ならいつでも来て♪と、

喜んでお受けした。






その娘は小学生の時、放課後うちでやっていた

チクチク縫い物教室に

来てくれていた時の女の子のひとり。






当時小学6年生が

何を作っていたかといえば、

一回で仕上がるようなアップリケや小物作り、



冬の時期にはマフラーや、

自分サイズのポシェット、

習い事にも使えるトートバックなど、

2〜3回に分けて持ち越しで仕上げるほどの大作も。





今思えば、

放課後の、

色んなことから解放されたその時間は

佳き時間で、

学校での友だち同士の話から恋バナまで♡






そしてうちの息子の学校での状況や(笑)、

普段の気持ちを全然遠慮もなく話す子もいれば、



おとなしくて、

まだ自分を出しきれていないような雰囲気の子も。





私は付かず離れず、

聞いていないような素振りもしつつ、

でも女の子たちの会話は楽しくて、

時には一緒に混じって「うんうん」と、



どちらかというと

意識して聞く側に徹していたようにおもう。






その時の、

どちらかというとおとなしいタイプの女の子。


当時から成績も優秀だったようで、

芯はしっかりしているんだろうけれど、

控えめ。


周りの子に比べたらあまり強く自分の気持ちを

表現するタイプには見えなかった。






その子が、






色んな進路がある中で、

家政が選択肢にあったというのは、

あの頃やっていた事を否定されず、

潰されず、

きっと楽しかった思い出として、

楽しかった経験の1つとして、

大切に仕舞われてあったのかと、

そう思うと、




涙が溢れた。






と、いうのも、

私自身が小学3〜4年生の頃同じように

仲良しのおともだちの家に通って教えてもらっていて、

裁縫や、

布に絵を描いてそれをバッグに仕立てたり、

フェルトで作ったりんごの針刺し。

アイロン掛け、

包丁を使ってみんなでカレーを作ったり、

クリスマスには劇をしたり。という事を楽しみ、






私はそこで、





「かなちゃんは丁寧で上手ね♪」って、

褒めてもらっていた記憶があって、



当時、

他に特別得意な事もなく、

決して色んなことに自信を持っているタイプではなく、

人前で堂々と発言するのが苦手だったタイプ。





でもそれだけは、





子どもの頃の小さなハートにも、





もしかして、

私の得意な事かも。と、





何か根っこのように、


自立する為の支えになっていた事柄のように思う。









そして面白いのが、





当時共に参加していたおともだちのひとりと、

同窓会で会った時、

その子は、

裁縫教室???と、

全く記憶に無いと言い、






裁縫じゃなくて、


文章を書いて褒められた。という。







その彼女は今、





ライターの仕事をしていて。








裁縫をやっていた事が全く記憶に無く、


褒められた文章書きを仕事にしている友人と、




文章を書いた記憶など微塵もなく、


裁縫を褒められ、今、正にここにいる私。








あの時の友だちのお母さんすごい‼︎









きっと静かにだけれどそんな記憶があるから、

私が子どもたちと一緒に家で

縫い物教室をしていた時も、





方向付けをせず、

自由に、




そしてどんな事も褒めてあげたい。

という事が根底にあった気がする。







裁縫を続けてね。なんて1ミリも思わないし、





でもあの時経験した事が、


私は不器用。とか、


向いてない。って、


可能性を摘んでしまうのではなくて、






数年経った時に、


自然と進路の選択肢の1つに


なっていた事。







後日、



入学金を納め、



本人はヤル気だと。



私がいつでもおいで〜と、言ってくれたと伝えたら


喜んでいた。と連絡をもらい、





あの時私は私の喜びでやっていた事が、



こんな風にかえって来て、



とっても幸せな事だな〜って、思った。







これから家政に進んだ事をキッカケに



その都度進路を考え、




色んな道を選択していくんだな。




楽しみだな♪って。






私は私が出来ることで




役に立てたんだな。って、





彼女が

喜んでくれたように



喜びに満ちた。






そんな日でした。















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