布巾掛けの作成とゲージの話 | 祐女(ゆめ)・くぼうゆめ

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注文の 布きん掛け 3個作成~♪


工房・祐女

前回の トイレットペーパーホルダーと合わせて
とりあえず 6個 納品します。

あ~・・荷造りしなくちゃ・・(^o^; メンドクサイナァ


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さて 今回は 先週作っていたゲージを解説いたしましょう。


布きん掛けの本体を作るゲージです。

そもそも 私の作品は 自然のままの形で作りこみますから
真っ直ぐなところがありません。

だから なにか真っ直ぐなものに固定して 
そのまま加工するしかないわけです。


まずは 材料本体の壁に付く面を 適当に平らにします。
これが基準になります。

そして ゲージに材料をセット

工房・祐女



中の丸太が材料、
外側の枠がゲージ。


まずは 心棒の通る穴・・・。


工房・祐女



中の材が デコボコでも
ゲージは 真四角なので
置いただけで 直角が出ている・・というわけです。


続いて ゲージの穴に従って ドリルで穴を開けます。
これは 壁に止めるビス穴・・。


工房・祐女



更に 布きん掛けの棒が入る部分の溝の底の部分・・。

工房・祐女




次にゲージのスリットにノコを入れて
その通りに切っていくと・・・

工房・祐女




こんなものが出来上がります♪


工房・祐女



ゲージだけを見ると ただの薄汚い
子供が作った工作みたいですが
これのおかげで 随分と作業は楽になる優れものです。


他の職人さんもそうですが ゲージが凄く考えられていて
ゲージの方が それで作られる作品以上の作品だったりします。