レザークラフトをする上で型紙は
どこから入手するのか?
初心者を脱する上で必ずクリア
しなければいけない課題だと思います。
今回は型紙作成の方法について
私が思うBestな方法を紹介します。
今回紹介する方法は緻密な型紙を
作ることができるようになり、
自由な作品づくりが可能になります。
型紙の購入
レザークラフトを初めたばかりの頃は、
型紙を購入していました。
下のような本を購入し、
同封されている型紙を
コピーして使っていました。
これらの本は型紙だけではなく、
作り方も説明されているので
初心者にはとてもありがたい本です。
本に載っている作品を片っ端から作り、
勉強したのを思い出します。
型紙を購入するデメリット
購入した型紙を使うと制限や
デメリットもあります。
①作品を売ることができない
大抵このような本には、
以下が記載されています。
★本誌に掲載の作品を、複製して
販売(店頭、ネットオークション等)
することは禁止されています。
手作りを楽しむためにのみ
ご利用ください。
②自由が効かない
・型紙よりもう少し大きい鞄がいい
・型紙より丸いフォルムにしたい
など求めるデザインと一致する
ものを探すのは難しい。
③お金がかかる
初心者を脱してくるとこれらを
解決するために型紙を
自作する必要が出てきます。
型紙は何で作る?
最初は方眼紙を使って定規や
コンパスを使い、手書きしていました。
しかし、今はパソコン上で型紙を
作成するのが最も良いと感じています。
その理由は
①緻密な型紙を作れる
これはほんの一例です。
下画像と合わせて見てください。
・長さを入力し、線を引ける
・垂直な線を描くのが容易
・基準の線に対して数値で間隔を
指定して平行線が引ける
・Rを指定して面取りができる
・綺麗な円が書ける
・指定した角度を指定した数に
等分できる
などなど…まだまだあると思います。
②保存、修正が簡単にできる
最初に型紙を作って実際に
革で作品を作った後は必ず
「もう少しここが長い方が良かった。」
「実際に作ってみたら
イメージと少し違う。」
といった修正点が出てきます。
手書きで型紙作成していた場合、
小さくは変更できますが、
大きくは変更できず、
一から書き直しとなります。
パソコン上で保存してあれば、
修正したい部分だけを変更し、
再度印刷すれば良いので微調整が
簡単にでき、作品の完成度を
上げやすいと思います。
この2つが大きなメリットであり、
私はずっとこの方法で型紙の
作成をしてきました。
印刷したものを厚紙に貼り付け、
カットして使用しています。
ちなみに貼り付ける際は、
液体ノリでは印刷した紙が伸び、
正確性が損なわれるため、
テープのりをおすすめします
作例紹介
①ショートウォレット
②馬蹄型コインケース
③雲梯(レザークラフト 関係ないけど…)
私が使用しているソフトは
JW-CADという無料ソフトですが、
平面図を書くには十分です。
最初は使用方法がわからない
こともあり、少し苦労しましたが、
Youtubeで解説してくれている
人がいますのでその都度
調べながら解決できます。
一度使い方を覚えてしまえば,
いろいろなものに応用できるので
最初少し時間がかかっても
そこを乗り越えれば
正確な型紙を作成でき、
作品の完成度を上げる上で
とても大切になります。
正確な型紙作りこそが、
綺麗な作品につながることは
間違いありません!!
型紙作成に苦労している方は,
ぜひパソコンでの作成に
チャレンジしててください
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