佐ノ川谷藍子-ceramic works blog-

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関西・大阪の陶芸家 佐ノ川谷藍子(さのがわやあいこ)のblog
Aiko Sanogawaya's blog from Osaka,Japan.


テーマ:
はじめての京都 泉屋博古館


開館してる期間が短いのと片道三時間の距離でやっとこの日本一(世界一?)有名な青銅器コレクションを見に来れました✨

ガン見品詰め合わせ!






有名な虎ユウとフクロウは旅行中でしたが、その代わりに戦国の素晴らしい鎮墓獣を見れました!



今年の中国旅行でも青銅器をたくさん見ましたが、向こうのものは貴重発掘資料として3000年の青錆や錆と同化した土がついたままで紋様もみにくいものが多い…文化財保護の観点から。

日本のものが磨かれていて紋様もくっきりしているのは昭和の茶数寄や財閥が美術品として求めたものだから?という認識でしたが…



この住友コレクションは中国の地方豪族が家宝として持っていたものだそう。

近代考古学以前、なんか掘ってる時に偶然出てくる青銅器はとても縁起の良いもの・瑞兆としてその土地の豪族に献上されることが多かったのです。


豪族は家宝・調度品として何代にも渡って磨いて補修して漆や油・膠を塗って拭いて乾かして…

そうしたものが辛亥革命時の豪族の凋落とともに一気に売りに出され、銅山開発と関わりがあった住友家、お茶人でもあったご当主が一手に買い取ったそうです。古美術商などが関わったものは緑青などの顔料で古色をつけているものもあるそう。

同時期に集められた近所の久保惣美術館のものや、奈良の国立博物館別館のものもおそらくそういう人の手を経た伝世品として魅力が加わっていたと知ってより😍青銅器

住友家にはその時の領収書も全部残っていて、中国のテレビでの放映時も泉屋博古館のものは盗掘品ではありませんとテロップが出たとか😳





動画は青銅器(楽器)の音の展示です!
ボランティアガイドさんありがとうございました!


またボランティアガイドさんによるといつもは龍や蝶の文様のコーナーの第三室が、期間限定?で金文のコーナーになっていて、殷代が好きだし周期の金文はそんな興味なかったのですが…



めっちゃ丁寧な解説とパネル展示で食わず嫌いが💞原文を読み下しにしてくれてるのが超👍 



資料ももらえて写真もいくらでも撮って良くて(※フラッシュNG)、ほんとエキサイティングでした✨なかなか遠いが折を見て通いたい…



別館の日本画の野菜の企画展では思いがけず鉄斎の野菜涅槃図も見れました!

大根が涅槃に入るのを里芋やかぶらやトウモロコシなど様々な野菜が囲んで悲しんでるの😊

テーマ:
展示中のgallery & cafe AQUAから10分🚗紀伊風土記の丘に行って来ました!



土曜日は学芸員さんが複数人展示室にいて声かけ&隠れた見どころを紹介してくれたのですが、和歌山市にある西日本最大級の製塩集落遺跡を実際に掘った先生のお話も聞けて✨





古墳時代 難波津以前の奈良への玄関口としての紀の川下流域の面白さを見せていただきました。




 博物館めぐりをしていると、あちこちでお目にかかる製塩土器。




カタチや大きさのなんでそうなのかの謎もいっぱい解けました。また塩って万能の物々交換材料なんですね。ずっと気になってた工房の近くの製塩遺跡の出土品も見れて👍埴輪枕も素晴らしかった!



昨日のカレー皿展最終日の朝は
車駕之古址(しゃがのこし)古墳とその近くの釜山古墳に行ってきました。




宅地開発で消え去る運命にあった車駕之古址古墳。

大急ぎの発掘調査でここから日本で唯一、朝鮮半島(新羅と伽耶)で何例かある「金の勾玉」が出土して反対運動も起こり、和歌山市が土地を業者から買い取り、古墳公園になりました👍




釜山古墳はちょうど草刈りされて綺麗になっていて、急斜面を登れました。




大規模製塩遺跡である西庄遺跡そばの古墳群。和歌山市紀ノ川の河口付近の海岸近く。ここは古墳時代 難波津以前、朝鮮との外交窓口でした。


朝鮮から運ばれた鉄などの輸入品は紀ノ川で川船に乗せ替えられ、上流の奈良五條市市に運ばれて陸揚げ→奈良へ。五條市からも西庄と同じ製塩土器が出ていて容器としてそのまま運ばれたようです。


そして朝鮮へ帰る空船には塩が乗る。



朝鮮からの船に見せつけるように、

岬町淡輪から和歌山市北部にかけての海岸線には古墳が並んでいます。







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