新作ソファー | 耕木杜日誌
2018年12月04日

新作ソファー

テーマ:工房

今朝の耕木杜は黄色の絨毯!

今年は貴重な、紅葉らしい風景です!

そしてこちらはある日の事務所の風景…

りんごにみかん、干し柿まで、果実がたくさん。

青森のりんごジュースやさんがくれたリンゴと

愛媛の親しい大工さんが近くの畑からもぎ取って送ってくれたミカンだそうで。

どっちも不揃いながらフレッシュで身が締まっていてさすが。

これが本当の味なんですね。

干し柿はというと青森に帰省していた親方が帰り道に山形で買ってきてくれた沢山の蜂谷柿。

放ってはおけないと、干し柿と焼酎で渋抜きされててきぱき箱詰めされておりました。

 

 

打合せ室の棚の上ちいさな栗ぼっくりや

オレンジの実はつり花の実。

 

そして野菊とボス猿。すっかり秋です!

 

事務所を散策しているとソファーを発見。

これは・・・

 

角度を変えて・・・

以前からうわさに聞いていたソファーの試作品が完成しておりました。

 

真横からみるとこのとおり。

ひじ掛けのエッジの効いたシャープなライン。

パーツの組み方も直線的なのに柔らかさがとても印象的なのは何故なのでしょうか。

 

もっと近づいてご覧いただきましょう。

パーツそれぞれのフォルムとバランスにご注目!

親方の深い思考の中から生まれてきました。

 

その秘密の一つは円筒型のパーツにありました。

シャープなラインと曲線的なパーツとの程よいバランスからなんですね。

そしてなんとこの円筒型の脚は手がんなで仕上げられています。

 

触ればより実感できるのですが、ここではそうもいかないので拡大してみます!

手で削る事で残るわずかな凹凸のある質感、伝わるでしょうか。

 

更にひじ掛けを支える棒はまん丸ではないんです。横の方が正面よりも幅が広く

一本の棒で正面からは繊細な印象。

横からはしっかりと支えている安心感を表現したかったと親方。

この均一でない形や質感が直線にわずかな揺らぎを生み出し、

鋭すぎない安らぎを感じさせてくれるのです!

 

ずっとスリスリ触っていたい、肘掛けの先端部分の絶妙なカーブ。

 

角度をかえると・・

 

付け根部分の切り替えし。

親方の個性が光っています。

 

これも角度を変えて・・・

 

親方曰く「作りながら考える」とのことですが、

この角度どうやって算出されるのか想像をかき立てられます。

 

ホゾマニアとしてはやはり接続部分が気になります。

 

隠れているところがどうなっているのか気になって仕方ない!

 

座面の重さをうける最も重要な部分。

ここはしっかり作る必要があります。

 

別角度からもう一枚。

この角度からだとより脚がふくよかな柔らかいラインに見えます。

 

アップで。美しいです・・・

 

さらにアップ。さらに美しいです・・・

 

うーん。不思議…。

ずっと眺めていられます。

後ろ足は一番太く削り出されています。

力強くやや傾いてしっかり突っ張ってソファーにかかるすべての力を支えている存在。

 

 

下からも覗き込んでみたのですが、隙がない。どこから見てもキレイです。

 

千葉市内で良い布張り屋さんと出会えたそうです。

今回の試作では少し硬めを選択。

背面はそれぞれお気に入りのクッションをプラスして座ってもらう事を想定。

今回は試作。改良を進め本番の準備に取り掛かっているそうです。

 

秋の夜長に、ソファーの上でのんびり晩酌…などと妄想しながら愛でていたら、

テーブルの天板に影絵が出ていました。

この感じも秋ですね~。

ソファーの製作過程については、追って掘り下げていきたいと思います。

お愉しみに!

 

(OKAME)

 

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