26歳のバースデー当日に東京・渋谷で行われました。


今回の目玉はピアノ演奏とソロデビュー曲。『それもきっとしあわせ』の弾き語りはオープニング、1曲目でした。


ピアノの練習は2月から開始され、その模様の1部は月1回、『Negicco House』で公開されてきました。


この曲が最初に組まれた理由は本人によると『途中や最後にすると他の曲がぐちゃぐちゃになる』と言われたからで、前日のトークイベントでも『胃が痛くなる』と話していた。


250人のファンにも緊張感が漂う中でのスタートとなりましたが、この日1番の大きな拍手に包まれる熱唱で大成功に終わりました。終了後、舞台上は勿論、観客席も肩の荷が降りたのかリラックスムードで、それが良い形で拡がった。同じく本人が不安視していたトークも含めて、『今までで1番安心して出来ています』という距離の近いライブとなった。


ソロデビューの『あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)』は本編の最後で、MV同様、Negiccoの時とは少し違う、より素に近い感じ。ソロということもあってか、生来の声質が活きて、普段はあまりスポットの当たらなかった歌唱力が前面に出る形となった。


アンコールは再び『それもきっとしあわせ』で今度はピアノ演奏なし。歌に絞っての本来の力を発揮したステージで終了しました。


オープニングの緊張感が印象に残るライブでした。この道に賭けているんだという忘れられてしまいがちな彼女の姿勢がダイレクトに伝わってきて、後の曲もそれを下地として体感することが出来た。テーマとメッセージが分かり易い生誕祭。新潟から観に来て正解でした。


出口で完全生産限定版7inchレコードの手渡し&握手会。昨夜はハイタッチしそびれましたが、今回は神対応でテンション上がりました!