修行について その41 内作務・東司 | 修行僧の涙目な日々

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修行僧時代を振り返ってみるブログ。

外作務終了後、修行僧は内作務をします。

各自分担された清掃場所へ移動し、8時半~9時まで30分間しっかりお掃除。

今回はその内作務の中で、最も下っ端の新到が担当する東司清掃(トイレ)について。

 

修行僧が清掃する東司は2ヶ所あります。

 

ひとつは暫到和尚も担当する大東司

暫到がいないときは新到が1人ないし2人で掃除します。

1人のときであっても30分でしっかり綺麗にしなければならないので、

非常にやっかいな作務となっています。

 

もうひとつは外東司

文字通り、外にある東司であり、たくさんの参拝客が利用します。

新東司(男・女)、旧東司(男・女・身障者用)の全部で5ヶ所あります。

こちらも1人or2人で掃除します。

外にあるので汚れ方は半端ではなく、雨の日には床や便器が泥だらけなんてことも。

できれば当たりたくない清掃場所の筆頭なのです。

 

ちなみに、この外東司はごくまれに汚い!とクレームが来るため、基本的には2人で行います。

1人の場合は外作務免除で8時からやるときもありました。

 

次回も下っ端の担当箇所を紹介します。