10年分の老化と進化 | 奈良市/更年期ヨギーニの忘備録

奈良市/更年期ヨギーニの忘備録

二人目不妊でヨガと出会い、迎えた更年期。こころと体の気づきを日々綴っています。お笑い好きの関西人ヨガインストラクターの忘備録。菖蒲池・学園前・大和郡山でヨガ教室を行っています。


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10年前、同じように体調が悪く、寝ていた時に、夢中になって読んだのが藤沢周平作品。

 

ほぼ全作品を読んだのですが、私は本をあまり所有するのが好きではないので、ヤフオクで売っぱらってしまったのです。

久しぶりに読みたくなったのですが、近所に図書館がない。

仕方ないのでお気に入りの一冊を、Amazonの中古で購入。

年齢と、後悔先に立たずを積み重ねている更年期ヨギーニNaoです(苦笑)。

 


普段は目立たない、見映えも良くない、冴えない武士たちですが、実は剣の使い手。

彼らが一瞬のきらめきを放つ瞬間が痛快です。

この挿絵(村上豊さん)が、秀逸過ぎ。

なんと美しい立ち姿でしょうか。



 

さて、私は過去、2年ほど電車に乗れなかった時期があります。

ひどい過呼吸になって以降、過呼吸が起こったらどうしようという不安からでした。

同じような体験がある方なら説明不要かもしれませんが、けっこう大変です。

 

行動範囲が制限されますし、学校へ行けなくなったり、仕事を失う場合もあるでしょう。

パニック障害と告白されていた漫才師・中川家の剛さん(お兄ちゃん)も特急電車に乗れなくて、兄弟で営業先まで各駅電車で行っていたそうです。

そもそも、ひどい過呼吸になった直後は3ヶ月お風呂場に入れませんでした。

 

 

 

私の場合は投薬治療をして、不安感を減らし、その上で、少しずつ成功体験を重ねました。

最初は各駅で一駅から。
 

もちろん、呼吸法というお守りをずっと携えて「大丈夫」を増やしていきました。

 

 

当時住んでいたところから実家は電車で1時間のところにあったのですが、2年間、帰れませんでした。

2年後、どうしても帰らなければならない理由ができました。

当時97歳だった祖母の具合が悪くなったのです。

大人になるまで一緒に暮らした祖母にどうしても会いたくて、ある日、意を決して家を出ました。

誰かに言うとくじけてしまいそうで、家族にも実家にも言わずに特急電車に乗りました。

ゆっくり呼吸しながら20分。

新しい「大丈夫」が増えました。


久しぶりに地元の駅に降り立ち、実家へ向かって歩いていると、なぜか妹がこちらに向かって歩いてきました。

 

「今、連絡しようと思ってたんや」と言われました。

「なんで?」

 

「おばあちゃん、早朝に亡くなってん」

 

寝ていた祖母はもう冷たくなっていました。

 

おばあちゃんに呼ばれたんやねと、皆が口々に言いました。

 

 

 

 

今夏、暴走する自律神経、めまいと動悸が突然始まり、息が吸いづらくなってきました。

けれども、体は即座にゆっくり吐くことを覚えてくれていました。

とても久しぶりに出た過呼吸に動揺しなかったわけではないけれど・・・・

 

10年分、老化したことも多数ですが、重ねた体験の分、進化しているところもあるんですね。


10年分、重ねたヨガのおかげで、あの頃より、自分をリラックスに導くこともできているように感じます。

 

 

でも、一番大変な時は、私は迷わず薬に頼ります。
 

ヨガは万能ではありませんからね。

 

この世に万能はないと思っています。

 

 

果たして電車には乗れるのかな、今はほとんど外出していないのでわかりませんが、おばあちゃんに会いに言った日のことを思い出したら、大丈夫な気がします。

 

ちなみにうちの祖母、胃ろう手術をする前日に亡くなりました。

家族が苦渋の決断で選んだ胃ろう手術でしたが、家族を悩ませることなく、見事な幕引きで人生を終えました。

 

元気になったら祖母のお墓参りに行かねば。

 

 

 

★ヨガほこ日記

「背骨のすこやかさと自律神経」

 

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