
『スターバックスCEOだった私が、社員に贈り続けた31の言葉』岩田松雄
岩田さんがこれまで学んできたことや、経験してきたことを、スターバックで働くハタ君に向けてアドバイスとして綴った手紙という形で書かれた1冊。
たぶん佐々木常夫さんの本を真似たのでしょう(笑)
岩田さんの本をほぼ制覇して読んでいる自分としては、別の本で読んだことのある内容ばかりなのですが、それでも読んでいて満足行く内容でした。きっと書かれている内容がとても素晴らしく、基本的なことであり、かつ自分が思っていることと合っているからでしょうね。
誰とは言いませんが、うわっつら的なことを何回も色々な本で書かれている人の本だと、きっと読み飛ばし、その本はブックオフ行きでしょう。(ただ最近はKindle本しか買っていないので、ブックオフにも行けません)
今回はタイトルにもある通り 31の言葉が挙げられています。たまたま自分がいちばん引っかかった言葉がこれ。
「社長を目指して働く」と「部長を目指して働く」は働き方が根本から違う
先日読んだ竹内健さんの本の中に、
蓮舫さんは「No2ではダメなのですか?」という発言をしたが、No2って狙って取りに行くものなのか? No2を狙っていてはきっとベスト3にも入らない。
という内容のことが書かれており、それが非常に印象に残っていました。
そしてこの本でも、部長(No2)を目指すのと、社長(No1)を
目指すのでは根本的に違うということ書かれており、自分の人生において常にトップを目指さんといかんなぁ。と強く感じました。
「これくらいでいいや」ではこれくらいにもならない。
肝に命じたく思います。
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目次
第1章 自分の進む道を決める
――キャリアに迷っているあなたへの8つの言葉――
第2章 部下・後輩を育てる
――教える相手を持ったあなたに贈る11の言葉――
第3章 挫折を糧に強くなる
――失敗した日に読んでほしい5つの言葉――
第4章 自分を高める
――人間として成長するための7つの言葉――
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あなた個人のミッションは、 「好きなこと」 「得意なこと」 「人のためになること」 の3つが重なる部分に必ず存在します。
CS(顧客満足)よりもES(従業員満足)が大切
大切なのは「あなたたちをいつも見ている」というメッセージを伝えること
わかっていないのは思い込みに縛られた自分たち
「自分が何者であるかを知り、どこへ向かうのかを知り、人に尽くす気持ちを忘れずにそこへ向かえば、この旅路は恐れの少ない、より充実したものになるだろう」
- スターバックスCEОだった私が社員に贈り続けた31の言葉/中経出版

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