日本の財政が急速に悪化している原因は、増大する社会保障給付にある。 75年、給付12兆円、保険料収入10兆円に過ぎなかった社会保障予算は、07年には給付91兆円、 保険料収入57兆円の規模にまで拡大し、公費で負担しなければならない差額は34兆円にまで拡大した。 しかも、この差は、毎年約1兆円ずつ拡大すると予測されている。 医療や年金といった社会保障の見直しもせず、かといって保険料引き上げや増税による財源確保にも手をつけないことで、 何が起こっているか。聖域なきコストカットの対象とされているのは、教育や子育てといった現役世代向けの給付である。著者の言うとおり、まさに「二重のツケの先送り」というわけだ。 そういった負のスパイラルを断ち切るためには、社会保障を一般財政から切り離し、財源を規定する“ハード化”が必要だというのが、 本書の提案である。制度としては、賦課方式ベースから事前積立方式への移行が望ましいとする。 高齢者にとっては、社会保障の見直しも財源確保もされない方がトクだろう。今の日本ではどうやっても給付カットにつながるからだ。そういう意味では、政治がこの問題に目をつぶるのも当然かもしれない。
都内で行われた缶コーヒー『ジョージア ご褒美ブレイク とろけるカフェオレ』のPRイベントで初めて公の場に登場した。
デビュー時を彷彿させるミニスカート姿の中澤裕子は「みんなと活動するときは、当時の気持ちに戻るので、
(丈は)短ければ短いほどいい! 私、今日は押さえ気味だったかな」と気合十分。
CMソング「アフタヌーンコーヒー」を披露し、矢口真里は「最大のライバルは、現役のモーニング娘。です!」とアピールした。

 参加メンバーは中澤、矢口のほか、飯田圭織、安倍なつみ、小川麻琴、藤本美貴と、
この日が出演舞台の初日公演のため欠席した保田圭の7人。一世を風靡したメンバーが顔をそろえ、
周りから「いろんな番組で『観てて安心する』とか言ってもらえる」(飯田)と安定感抜群。

[東京 21日 ロイター] キヤノン<7751.T>は21日、タイにインクジェットプリンターの新工場を建設すると発表した。投資額は146億円で年間生産能力は550万台。

 2011年10月に稼働を開始する。新工場はタイで2カ所目。既存のタイ工場の能力増強も計画しており、来年末にもキヤノン全体の生産能力は現行から約40%増加の年間2700万台になる見込み。

 インクジェットプリンターの世界的な需要拡大で生産体制を増強する。新工場は、既存工場のあるアユタヤ県から北東に170キロメートルのナコンラチャシマ県に新たに土地を購入し、来年1月に建設を開始する。従業員は5000人規模になる予定。

 キヤノンは現在、インクジェットプリンターをタイ(年間能力600万台)とベトナム(同1350万台)で生産。タイの既存工場は来年にかけて生産能力を同800万台に増強する計画。