血流がアップすることはあまり
知られていないと思います。
これは「ハンティング・ルイス反応」
といってアイシングした場所は最初、
急激に冷えて血管が収縮するのですが
脳は冷えた場所を温めようとするので
15分から20分後、そこの血管が拡張し
体温が上昇します。
アイシングを止めても、外気の温度の方が
高いので血管の拡張は維持されます。
もし、温泉に行ったら一度水風呂に
入ってみて下さい。
数分後、カラダが温かくなりますから。
日本では昔から温泉療法があるように
温めたほうが良いと思われています。
たしかに温めると最初のうちは血管が
拡張し血流が増しますが、温めるのを
止めると、外気の温度のほうが低いので
急激に血管が収縮します。
湯冷めはこれが関係しているかも!
アイシング⇒血流増加⇒損傷部位に
栄養を与え、老廃物を流す。
<まとめ>
【アイシング効果】
①血管収縮⇒血管拡張
②局所的毛細血管の収縮
③浮腫の減少
④細胞レベルでの代謝の減少
(酸素使用量の減少、スパズムの減少)