我が家に通って来る野良猫軍団のママは

とても食いしん坊で気性が荒くて

子猫たちに対しても結構スパルタ。

食べるスピードが遅い子猫たちを押し退け

出されたエサを根こそぎ食べ尽くす姿に

アナタの母性はどこに置いてきたんですか?と

思わず突っ込みたくなる。

そんなママなので

最近は私が

子猫たちの食事が終わるまで

付きっきりでママを阻止しなければならず

忙しさが倍増している訳なのだが

今日の野良猫亭のランチタイムは


父親であるモジャが
子猫3匹を連れてご来店。
ちなみにモジャはママと違い
子供たちが食べ終わるまで
エサに口をつけず
全員が食べ終わってから食事をするというジェントルマンなので
私は子猫たちの心配をしなくて済んだのだけれど
あのママは
ついにモジャに育児まで押しつけたのか、と
ちょっと笑ってしまった。

動物がメインの感動的な話は
世の中には沢山あって
ガリガリに痩せた母猫が
必死に子猫を守ろうとする話も
よく聞く話の一つ。
でもこのママは正反対で
ガリガリの子猫たちを押し退け
エサを独り占めしたり
父猫に育児を押しつけるんだから
どうしようもない(笑)。
…っつーか
猫は普通
父親であろうとオス猫は育児しないものなのに
子猫たちの面倒をみてるモジャが凄いね、である。
育児疲れなのか
ちょっとぐったりしているモジャを見ながら
アナタはジェントルマンで良い猫なのに
女を見る目だけはないのね、と
しみじみ思った私なのでありマシタ。