北海道はオオラカなので
海でも山でも庭でも車庫の中でも
平気で焼肉を開催する。
今日は我が家も
姪の一声で庭焼肉が行われ
骨折中のYは
ご飯を3回もおかわりして焼肉を堪能していた。
姪やJOEが小さかった時は
私が焼肉大臣として炭をおこしていたが
その地位は今や姪が引き継ぎ
彼女は焼肉大臣どころか焼肉大魔王となって
火加減から肉の焼き具合など
全部を取り仕切る職人になった。
そんな姪の姿を見て育つYは
いずれ姪の後継ぎになることだろう。
こうして庭焼肉の習慣や技術が
次の世代に引き継がれていくのだ。
だが
こんな庭焼肉の文化を
快く思わないヤツもいる。
それは我が家の我儘大王・こつぶである。

こつぶは我が家の庭を
自分のものだと思っているので
庭焼肉を開催すると
俺様の許可もナシに何しとんのじゃ、とばかりに不機嫌になる。
ちなみにノラさんは
病的な人見知りなので
Yがやってきただけで
二階に引きこもったまま出てこなくなる。
庭焼肉が行われるたび
肉の焼ける匂いで陽気になる人間とは
正反対の反応を見せる二匹に溜息だ。

関係ないが
焼肉最高!とゴキゲンだった姪だが
自分の箸についた肉の脂が足に飛び散り
火傷した(ノ_・、)と
途中でテンションだだ下がりになっていた。
そんな姪を見ながら
これはきっと
我が家の我儘大王・こつぶの呪いだな、と思ったのは言うまでもない(笑)。