私達は生きていく限り、思考をしないでいることは不可能なのですが、生命を守る本能が働くため、必要以上の思考をしてしまいます。
私達の本能は、生命を守るのに必死なあまり、私達の言動を常に厳しく監視しています。
そのため、私達は自分の思考によって不安になったり、焦ったり、傷ついたり、落ち込んだりします。
自分で自分を傷つけているのですね。
この思考の過剰な働きを意識的に休めない限り、私達の心は安らげません。
いくら願望を叶えても、思考が過剰に働いているうちは幸せを感じることは難しいです。
願望が叶うことと幸せを感じることは別です。
生活していくのに必要な思考以外の思考(頭の中のゴチャゴチャ)を意識的に止める(休める)ことで、心が安らぎ、心が求める幸せを実感できます。
すると、幸せな現実がやってきます。
心の声もよく聞こえるようになります。
思考がゴチャゴチャしていたら心の声は聞きとれません。
幸せを感じながら、心の声に耳を傾け、心の望みを可能な限り叶えてあげること(たとえそれが願望実現とは何の関係もなさそうだとしても)が、幸せな現実がどんどんやって来る本来の生き方だと思います。
気がかりなこと、叶ってほしいことはたくさんありますが、とりあえず今は思考を休めて静けさを感じてみることをおすすめします。
思考をしない心地よさを感じていたら、いつの間にか状況が変わっていた…なんてことが起きるかもしれませんね。