素晴らしきかな!碓井俊樹ピアノリサイタル | Gayoのブログ

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先日、告知していたピアノのリサイタルいってまいりました。


チラシ発送作業?

終わってないというか、終わりそうにないけれど、それでも芸術に触れる機会は逃さないGAYOであった。


今回のピアニストは、「碓井俊樹」さん。


ウィーンの部屋を貸していただいたヴァイオリンの秦野陽介さんのリサイタルで助演された方、そしてウィーンに別ルートからも紹介され、二重の意味で、私のウィーン生活の頼れる人という存在。


なんて大げさに書いてみたり。実際お会いしたのは、2週間すぎてからなんですけどね。

彼は、世界をまたにかけて演奏活動しているそうで、私がウィーンに着いたころには、日本に行っていたそう。すれ違いというやつです。恋愛みたいだ。あはは。


私が彼に教えてもらったこと。

クレジットカードでユーロをどうやって引き出すのか。ま、ATMの使いかたというやつですね。

それと、楽友協会(コンサートホール)のチケットの引き換え方、楽友協会の立ち見のチケットの買い方、立ち見の仕方、オペラハウスの立ち見のチケットの買い方、立ち見の仕方。海外にいくときの荷物運搬のノウハウ。などなど。


男二人でカフェにてそんな話をしていました。


まだピアノの演奏は拝聴したことなく、普通に音楽家として初対面ということも忘れ、いろいろお話して楽しく過ごしました。結局3回くらいはお会いしたかな。


1.カフェで歓談

2.オペラハウス

3.楽友協会


そんな碓井さん。




3月に、FM東京のラジオの収録があり、4月のAct4のコンサートを宣伝してまいりました。私の組曲「夢幻」の話を中心に。その際にご一緒した、ピアニストの大田佳弘さん(4月のコンサートでご一緒)が、「彼は天才肌の人だ」とつぶやいたのが印象に残り、これは聴いてみなければと。


最近は、大田さんと、石原さんのピアノ中心だったので、比較の意味でも世界で活躍している演奏家という意味でも、楽しみにいきました。



Gayoのブログ-紀尾井ホール

前半は、ブラームス

・3つの間奏曲

・6つの小品

・4つの小品

後半は、ベートーベンとサン=サーンス


私の知人が、以前、「スプリングソナタ(ベートーベン)」の話をしていたので、GAYO的には、後半一曲目の

・ベートーヴェン ピアノとヴァイオリンの為のソナタ 第5番「春」作品24

がメインでした。


第一楽章は、いきなり耳にしたことのあるメロディー。美しい。

先日白井さんというヴァイオリニストのコンサートでは、第4番を聴いた。それも美しかったが。

うーん、これが噂の(どんな噂だ)「スプリングソナタ」か・・・。

ベートーヴェン恐るべし。

これをきいてしまうと、他の人の「スプリングソナタ」も聴いてみたくなる。

ヴァイオリニストは、デニス・ゴールドフェルドさん。(男性)

ヴァイオリンっていい楽器だね。箏で真似はできないけれど、一緒にやるにはやりがいのある、嫉妬しがいのある楽器です。


びっくりしたのは、最後の曲

・サン=サーンス ヴァイオリンソナタ第1番 ニ短調 作品75


もちろん聴いたことはない。初めてだったのに、これも感動。面白い!と感じた曲でした。

面白いと同時に、よくまぁ・・・ヴァイオリンもピアノも、あんなことできるなと。箏で再現?やりたくないというのが本音。ヴァイオリンでやってください、ピアノでやってくださいと(笑)


こういうクラシックで確立されている曲に手は出したくないですね。原形が美しいから、アレンジするなら、ポップスにもっていくとかロック、ジャズに持っていかないと、中途半端に終わってしまう。


それが、私がカヴァー曲を極力避けている理由。


「月の光」(ドビュッシー)は、実験曲としては、成功した一曲です。

ポップスにもロックにも、ジャズにもいかず、素材をいかしたまま、箏にダウンロードできた曲。珍しく。


またそんな曲にアレンジできる素材があるといいな。



そんなこんなで、あっという間の2時間半?長く感じなかったです。

紀尾井ホールも素敵でした。なんとなく、ウィーンの楽友協会を彷彿とさせましたね。

碓井さん、お忙しいのにチケット5枚用意していただき、ありがとうございました。



チケットの申し込みをいただいたお三方ともお会いできて、席も近かったこと、知り合いに何人かお会いしたのもびっくり。


プログラムに同封されていたチラシに、「アイリッシュダンス」の公演のお知らせがあった。

アイリッシュ音楽とダンス。これは、かなり興味がひかれている。

7月の17日、18日、19日の3公演。


さて、困った。申し込みたいが、仕事入ったらいけなくなるしな・・・。


と迷っていたのが昨年まで。今年は申し込んでしまうか!と意気込んでおります。



話はもどって、その前にチラシ発送しましょう。

本日は、レコーディングでございます。

はてさて、なんのレコーディングなのだろう。

いってから楽譜を頂くという・・・初見で演奏できるのかな。心配。

でも、作曲の人は素敵なひとだから安心。


今日も一日始まりました。


Gayo


P.S.

画像は、開演30分前の紀尾井ホール、2階席から