絵本を開いておとぎの世界へ♪ | ことりの木ノート vol.2

ことりの木ノート vol.2

日々のくらしのささやかなできごと 人との交流 大好きな手しごと 絵本 やりたいことへの一歩一歩…
色々な糸を紡いでいつか「ことりの木」というぬくもりのある布を織り上げていけたらと思います。
そんな夢への覚え書きノートです。

先日

『お座敷えほんマルシェ2022』

開催中の甘夏書店さんへ


絵本の補充とお店番に行ってきました

ことりの木文庫の棚がステキに変身♬

甘夏さん感謝!


ブックツリーもいっそうにぎやかに



補充した絵本を

いくつかご紹介

『もりのこびとたち』

   エルサ・ベスコフ 作・絵

 おおつかゆうぞう 訳

 福音館書店


森の奥にこびとの一家が暮らしています。

お父さんお母さんと子どもたち。

子どもたちの生き生きとした生活が、

森の自然や季節の移りかわりを通して

描かれた絵本です。


りすとかカエルとか

もりの小さな生き物たちとの触れ合いが

微笑ましい♡


とにかく絵が細やかで

レトロな雰囲気がなんとも美しい!


表紙からも滲み出てる…


どのページの情景も額に入れて飾りたくなるように魅力的です


こびとのきのこの帽子も愛らしくて

秋冬になると開きたくなる絵本です



ベスコフさんの絵本は

春先に

『ペレのあたらしいふく』を

ご紹介しています







『ミリー ー天使に出会った女の子のお話ー』

   ヴィルヘルム・グリム 原作

 モーリス・センダック 絵


150年ぶりに発見されたグリムの童話に

絵本作家センダックが5年がかりで

絵をつけたと言われている絵本です。


のどかに暮らしていた母と娘の村が

激しいいくさになります

母は娘を森の奥深くに連れて行き

「3日たったら戻っておいで」と告げて

別れ別れになります


守護天使に出会い

守られて過ごしたミリーと

母との再会の場面は

息を呑みます。


そしてなんと言っても

センダックの渾身の絵は

幻想的で繊細で

とにかく美しいです。

こちらも…表紙の絵からお察しください( ᵕᴗᵕ )


ミリーが母の愛によって

別世界で

現実から切り離されて過ごしたように


私たちも絵本を開くその瞬間に


今この現実とは

まったく違う世界に誘われるような


そんな絵本です


そしてこちらも

『サンタクロースのおてつだい』

   ロリ・エベルト 文

 ペール・ブライハーゲン 写真

 なかがわちひろ 訳


素敵なクリスマスの写真絵本です。
赤いとんがり帽子をかぶった幼い女の子は
オンヤといいます

オンヤはサンタさんのお手伝いに。

スキーをしたりオーロラを見たり
白クマに乗ったり、トナカイと飛んだり
その光景にうっとりしてしまいます

これぞサンタさん!も登場します
私たちの知らない本物のクリスマスに出会える
夢と幻想の美しい一冊。
子どもも大人もうっとりのはず(-´∀︎`-)


かわいらしいオンヤの

赤い衣装ととんがり帽子が

雪の中でとても魅力的


シロクマの背中に乗る場面など

本当によく撮れていてワクワクします


え⁉︎これ本当?合成よね?

なんて…お座敷で盛り上がってしまいました

( *´艸`)クスクス


まるで北欧の妖精?こびと?



『もりのこびとたち』

『ミリー』の2冊は現在

甘夏書店さんのネットショップで

購入していただけます 

sold outとなりました。ありがとうございました。

『サンタクロースのおてつだい』は

販売終了となりました


この日

遠路はるばる足を運んでくれたTさん


声をかけていただいて

少しおしゃべりしただけで

なんだか初めて会った気がしなくて…


短い時間に泣いたり笑ったり(▰˘◡˘▰)


ブログで出会った

あの人この人


思い返せば

初めての出会いの場は

いつも甘夏書店

感謝感謝です♡


Tさんに

『おだんごスープ』気に入っていただけたのが

とっても嬉しかったです


やさしい思い出は

やさしい香りと共に.。.:*♡

ありがとうございます


さて…

お座敷えほんマルシェも

残すところあと4日



お近くでしたら

どうぞ遊びにいらしてください



お座敷でゆっくり

絵本の世界へ♬