もう随分時がたってしまいました
7月の私の誕生日の日に
えいっと
藤城清治先生の影絵展に行ってきました
以前のブログでお知らせした通り
毎年開催されていた
教文館ウェンライトホールでの影絵展が今回で最後・・・
エントランスのこのウィンドウが
今回は
なんだか寂しく感じる
この日も9階まで
大好きな狭い階段を
(階段が好きって一体???)
ハーハー(〃´o`)=3
息切れしながら上っていきます
全てを目に焼き付けよう
会場に一歩踏み入れると
藤城先生の写真
いつも楽しみにしている
メッセージをゆっくり読む
中に
浜田広介童話〈泣いた赤鬼〉はぼくの一番好きな影絵劇だ。
戦後、田園調布の浜田広介さんの家へ人形を持って伺ったら
浜田さんに赤鬼の人形をほめられ喜ばれたのが忘れられない。
(太字は引用です)
の一文
胸が高鳴る
そして壁にもうひとつ
“カメラ撮影や模写を
OKしたことについて”
このメッセージが心に沁み
この教文館の展覧会は、素のわたしの心をこめた世界でただ一つのプレミアム展です。
の一文になんともうれしい気持ち
会場内の撮影は完全にOKでした
月の光と
繊細な葉のシルエットが美しい
ずっと
藤城先生の描く大きい木に
惹かれ続けています
月光の響(1981)
天地創造 ノアの箱舟 (2021)
会場は 昨年の影絵展から
アクリル板に描かれた藤城先生の絵が彩っています
これもコロナ禍の中
少しでも清潔にさわやかに明るく….
藤城先生が一番力を注がれた
会場構成だそうです
95才を過ぎてもなお
社会のために新しいものを生み出そうとする心と力に感服します
雪の日のこびとたち (1975)
あ…
懐かしい(▰˘◡˘▰)
確か20代の頃
この作品を自分の部屋の壁に
飾っていました
本棚の本の背表紙
こたつ布団のパッチワークの布
一枚一枚
ランプの灯が
外の寒さと対照的に温かく
雪だるまも
ネコ達の様子も本当に可愛らしくて
大好きな作品でした
まるで懐かしい人に会ったみたい…
こたつと猫 (1980)
「行きたいな〜」
「観たいな〜」と言っていた
あの人
この場所や藤城先生の影絵に
思い出のあるあの人
もちろん
藤城先生の影絵は初めて!のあなたも
ほんの一部だけですが・・
一緒に会場を巡っている気持ちに
なっていただけたら嬉しい…
これも藤城先生の
影絵愛と
影絵を観る人の気持ちを大切にしてくださる
広くて大きくて
あたたかいハートのお陰
感謝感謝です♡
さて、
この会場では今回
冒頭の藤城先生のメッセージにもあった
影絵劇「泣いた赤鬼」が
特別上映されていました
最後にこれが観られて
とてもとてもよかったです
これについてはまた
改めてお話ししたいと思います♬