こども時代に クリスマスの夢 たっぷり楽しめますように.:*♡ | ことりの木ノート vol.2

ことりの木ノート vol.2

日々のくらしのささやかなできごと 人との交流 大好きな手しごと 絵本 やりたいことへの一歩一歩…
色々な糸を紡いでいつか「ことりの木」というぬくもりのある布を織り上げていけたらと思います。
そんな夢への覚え書きノートです。

本屋さんの店頭には
クリスマスの絵本が並んでいます

昔からの定番のもの
新しく出版されたもの
数々ありますが…

私が今年出会ったのはこの絵本

2001年にこどものとも年少版として出版されて
2008年にハードカバー化されているので
ご存知の方 多いのかな?


舞台は少し前 昭和の雰囲気の家庭です
(サザエさんのおうちみたいな縁側と庭があります)

男の子が 縁の下(今はなかなかありませんよね…)で 木箱を見つけるところから物語が始まります

男の子がベッドの下に隠した木箱の中は

サンタさんの世界なんです

おさえた色合いのブルーがきれいです
現実の生活と

男の子がこっそり覗く木箱の中の
サンタさんの世界が

それぞれクリスマスに近づいていきます

二つの世界の時間と空間が
近づいていく感じに 
夢がふくらみ ワクワクします

これ、娘たちが小さい頃
読んであげたかったなぁ・・・


さて
思い出すのは我が家のクリスマス

昔々 むすめたちがまだ小さい頃
クリスマスは一大イベントでした

クリスマスツリーを飾り
欲しいものを確認してこっそり買い物
お店の包装紙もちゃんと包み直して

イブの夜
娘たちが寝てからツリーの下に
プレゼントを置きます

ケーキやワインを用意して
ちょっと食べかけにしておいたり

大きい長靴で足跡をつけたり 笑笑

朝、サンタさんが来たんだ!
って大騒ぎするのが見たくて

少し大きくなってからも
サンタさんに手紙を書いたり

サンタさんからの英語の手紙を置いておいたり

私もかなり 楽しんでたな(*˘︶˘*).。.:*♡
(いや、もしや私の方が遊んでもらってたのかも…笑)


でもさすがに 
毎年毎年 親(本とか、ちょっとしたものでしたが)とサンタさんから
三人娘に2つずつプレゼントを用意することに 私が少し疲れてきた…

そう
それは長女中2(!)のクリスマス前

長女だけにこっそり

私 :  そろそろプレゼント ひとつでいいよね〜!

長女 :  え?どういうこと?(目 まん丸!)

私 :  え……?

あー!やってしまった…(*ノω<*) 

長女の表情を見て
一瞬で理解できました

そうなんです。長女、まだ完全に信じていたのです。サンタさん!

友だちは色々言うけど
「フフフ…うちには来てるんだよ〜♪」
と思ってたそうなんです

なんとなんと…まあ!!!

・・・というわけで
尻すぼみ状態で終わっちゃったけど
親子で いっぱいクリスマスの夢
楽しめたかな

オチも含めて ( *´艸`)
いまでも 我が家の楽しい思い出です



この絵本は
そんな子どもの クリスマスやサンタさんの夢を、とても身近に(身近だということが 魅力!)表現して

大事に大事にあたためてくれているように思います

どうぞ一度 手にとって
ページをめくってみてくださいね

お子さんと クリスマスの夢の世界を楽しんでみては いかがですか☪︎⋆。˚✩


    
 「 クリスマスのふしぎな はこ」
     幼児絵本シリーズ
       長谷川摂子 ぶん
       斉藤俊行     え
       福音館書店