『銀河乞食軍団 (16) クロパン大王、宇宙艇レースに出艇!』 | 手当たり次第の本棚
2009-07-15 19:44:02

『銀河乞食軍団 (16) クロパン大王、宇宙艇レースに出艇!』

テーマ:日本SF・ファンタジイ
前巻に引き続き、惑星熱河における宇宙艇レースなのだ。
前巻に引き続き、燃えるのだ!

しかし、場面は、コメディとして始まる。
というのは、星涯出張所の所長にしてニックネームは「番頭さん」の貞吉、この人はもう宇宙船がダメなだけれなく、そもそもスピード狂とは正反対の位置に立つ人なのだが、
思い切りカマっぽく、実際なんかアヤシ~イ、星通堂の若だんなと一緒に、そのレースに出場する事になってしまったのだ。

この若だんなが、レースのライセンスをなんと持っているらしいんだけど、本人いわく、まるっきりペーパーだそうなんだ。
こ、怖ぇぇぇぇっ(笑)。
ペーパーのレーシングドライバー。

そもそも、星海企業がレースに出艇する事を決めたのは、マリネラ姫を、お迎えの船に密かに送り届けるためだったのだが、クロパン大王の方にもいろいろあったため、本来レースに出るべき人がレースに間に合わなくなったというわけ。
もっとも、家臣がいまだ救出されていない現状で、マリネラ姫が故郷に帰る事を拒んだため、レースには、又八やロケ松にいろいろと仕込まれていて、なかなかの腕になっているらしい、五郎八が、相棒の椋十と一緒に出場する事になっていたようなんだが……。

請負のレーシングチームではなく、ちょっとした間違いでレースの世話を請け負ったのが、ノミ屋だったのだから、もう大変。
本来、星海企業の社員が出るというので本命ガッチリと予想していたところ、パイロットの手配がつかなそうになったものだから、一転して本命オチの大穴に狙いを切り替えたノミ屋の親分。
こうなると、もう、逆に、本命に戻ってもらっては困るというわけで、ようやく熱河に辿り着いた五郎八たちが番頭さんと連絡を取るのも大変になってしまう。

いったいどうなるのか……(笑)。


『銀河乞食ツン弾 (16) クロパン大王、宇宙艇レースに出艇!』 (野田昌弘作)
ハヤカワ文庫JA397
1993年10月31日初版

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