来週に打ち合わせがあるので、カフェの下見がてら図書館に寄ってみた。
普段、図書館に立ち寄ることがないので、僕が知っている図書館は本が置いてあって
勉強や仕事に使える自由なスペース(机と椅子)が少しあり、2F建てという十数年前
古い記憶しかない。調べたところ、最近の図書館は8F建てなんてところもあるそうだ。
もうデパート並みの大きさになっているとは驚きだ。完全に浦島太郎状態である。
これは長らく定点観測を怠ってきた結果ということだ。

 

中に入って物色してみると、カフェ、幼児用の本コーナー、パソコンの貸出しがある。
本のカテゴリー分けをしっかりされていて探しやすく、
本棚のデザインも置き方もお洒落になっていたし、本の返却窓口は自動化されていた。
健康器具などのマシーンはあるし、トレーナーもついていた。
更に 学生や個人、団体へ 会議室の貸出し。それと、勉強や仕事に使える
自由なスペースは、ほぼ各フロアに設置されていた。

 

このカテゴリーの充実した空間は、以前の図書館に比べて大きく変化している。
かなりの衝撃を受けたが、いい方向へ向かっていると思うと嬉しくなってくる。

 

テスト期間中なのかもしれないが、午後一から学生の数が非常に多く。
どこのフロアも学生で埋まっていた。どんぶり勘定でも、300人程はいたと思う。
自主的に勉強する人、会話を楽しむ人、漫画を読む人、身体を動かす人
スマホをいじる人。年配の人がパソコンを使っていたり、新聞を読んでいたり。
とにかく、みんなの熱量が凄まじいと感じた。気づくと腕から鳥肌さえ出ていた。
これは確かに若者の方が頭が良くなるわけだ。

 

そして、学校のシステムが現代に合っていないと世間では言われているが。
速度は遅かったとしても、図書館と提携することにより確実に変化は
起きていると言えるだろうし。世界の未来も まだまだ悲観するには
早い気がしてくる。

 

ワクワクしてくると同時に、僕もウカウカしてられない。
若者の熱量に負けないように、しっかりと変化に対応していく努力をしなくては。
怠ってしまうと、あっという間に振り落とされてしまう。
やってやろうじゃないか、変化上等だ!