「どうしたの?」
「......別に。」
中学受験のときも、今もこのやり取りをしています。
(現在進行形です・・・)
塾の宿題の問題集のページが開いたまま、手が止まってる。
私も、何を言えばいいかわからなくて。
「疲れた?」
「別に。」
二回目の"別に"。
あぁ、もうこれ以上聞いちゃダメなやつだ・・・
とよく思っていました。

「頑張れ」って言えばプレッシャーになるし、
「休んだら?」って言えば甘やかしに聞こえる。
どっちを選んでも、たぶん正解じゃない。
結局、何も言えないまま、解決策もわからず、
子どもは寝て、私は一人になってから・・・。
心の中で「あー、もう知らん」って思いながら、

・ポテトチップス一気食い
・アルコール一気に3本
・ネットサーフィンして、お気に入りを見つけ、ポチる
これらでストレス発散してましたね......。
あの頃の私は、"励ます"ことの意味を履き違えてたんだと思う。
気の利いた言葉で元気づけることが親の役目だって思ってました。
前向きな言葉をかけられない自分に、めっちゃダメ出ししてました。
でも、今になって思うんです。
言葉が出ない夜も、別によかったやん!って。
子どもを傷つけたくなくて、でも諦めさせたくもなくて。
いつもいつも迷ってました。
受験が終わって、少し冷静に振り返れるようになったけど——
あのときの焦りも、沈黙も、空気の重さも(笑)、
全部ひっくるめて母親のリアルだったなぁと。
ちなみに翌朝、「昨日ごめんね」って言おうとしたら、
子どもの方が先に「おはよう」って普通に言ってきて。
え? 昨日のこと、引きずってないの? って拍子抜けした日も数知れず。
だから今、励ます言葉が出てこなかったり、
自分を責めてるママがいたら、こうお伝えしたい。
子どもはちゃんと見ています。
何も言えなかった夜も、あなたがそばにいたこと。
うまく言えない夜も、ちゃんと伝わってるから。
完璧な言葉なんて、なくていい。
あの日の沈黙、ポテチのやけ食い、アルコール3本一気飲みした夜も、
全部愛情の形💘
一緒に、進んでいきましょうね。
今日もあなたの子育てを応援しています。




