2004年5月1日(土)公開
カタブツの精神科医の母親と、ロック好きの多感な娘。魔法のクッキーを割ったことをきっかけに、身体が入れ替わってしまった母子の大騒動を描く痛快コメディ。
あらすじ
几帳面で完璧主義者の精神科医テス・コールドマン 。再婚相手との結婚式を2日後に控えた彼女のもっぱらの頭痛のタネは、娘のアンナ のこと。お行儀が悪くて、学校では問題をおこしてばかり。そしてロックに大の夢中で、放課後はバンド仲間とガレージでやかましいロックバンドの練習。なによりも新しい父親になるライアンに全然打ち解けようとしないのだった。一方アンナにとってのママは、口うるさくて子どもの気持ちを全く理解しないわからずや。なのに、弟のハリーにはべた甘なのだ。ある日の放課後、友人マディがすごい話を持ってきた。なんとライブハウスのオーディションを受けられることになったのだ。だが、ちょうどその時間はママの結婚式のリハーサルだった。「なんとかするから」とバンド仲間に約束するアンナ。ママ、ライアン、おじいちゃんや弟たちと出かけたチャーニーズ・レストランでそのことを相談すると、ママは大激怒。「ママにとって大切なのは自分の結婚式だけ!」アンナも逆ギレしてしまう。と、そのとき店のオーナーの母、ミセス・ペイペイがふたりに仲直りをするようにと、2つのフォーチュン・クッキー(おみくじクッキー)を差し出した。気を取り直してそれぞれのクッキーを割ったそのとき、轟音とともにすさまじい地震が…。あわてふためいてテーブルに戻ると、他の客たちは何事もなかったように食事をしていた。翌朝、いつものようにテスが早く目を覚ますとそこはアンナの部屋。いったいどうして?不思議に思いながらふと鏡をのぞくと、アンナの姿が映っている!驚いて自分の部屋に飛んでいくと、ベッドで眠りこけているのは、まぎれもない自分自身、つまりテスだったのだ。何が起こったのかわからないが、わかることはただひとつ、テスとアンナの身体が入れ替わってしまったということ。奇しくもあさっては、テスの結婚式だった。
製作総指揮: マリオ・イスコヴィッチ
監督: マーク・ウォーターズ
製作:アンドリュー・ガン
原作: メアリー・ロジャース
脚本: ヘザー・ハッチ/レスリー・ディクソン
編集: ブルース・グリーン
【キャスト】
ジェイミー・リー・カーティス/リンゼン・ローハン/マーク・ハーモン/ハロルド・グールド/チャド・マイケル・マーレイ