(もうひとつのブログより)
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とてもとても感謝している友だちがいます。
彼女から教わったことは数知れずありますが、
一番のギフトは「人を信頼する」ということについてでした。
昔から自己評価は低いくせに、
でも「あなたはすごい」と認めてほしかった私。
もう思い出すだけで体中から汗がでまくりなのですが、
そんな私でした。
そんな私に彼女は、折に触れ「あなたのここが素晴らしい」と伝えてくれました。
しかも私が「言ってほしそうだから」というのもすべて見抜いた上で。
私のいいところも、ここはまだまだというところも
強みも弱みもすべてフラットな気持ちで接してくれたことに心から感謝です。
私は最近やっとで
「ちょっと元気ないから、褒めてほしいねん」と素直に頼めるようになりました。
大人としての甘え(というか依頼かな?)というものは、
ということを根気よく伝えてくれてありがとう、でした。
そしてもう一つ。
どんなに私の状況環境が変化しても、ずっと変わらないスタンスでいてくれたこと。
私が妊娠出産を経て、それまでとは生活スタイルが変わってしまっても、
彼女はまったく変わりなく連絡をくれ、会える時には会ってくれました。
どうしても気を遣ったりして、
それまでの友達とは一時疎遠になったりすることが多いだろうと思っていたのですが、
本当に変わりなかった。
それがどんなに私の支えになったかわかりません。
「今大丈夫?しょーもないことやねんけどな」といってメールをくれたり、電話をしてくれたり。
『物理的距離は変わっても、心理的距離は変わらない』
これが彼女が言う言葉です。
実際に私が引っ越して、今までのような距離ではなくなったとき。
それをきいて、心が本当にほんわり穏やかになりました。
ありがとう。
本日の読書
「ぷらっぷらある記」 銀色 夏生
