日々
名前の贈り物を
届けていると
様々なご依頼があります。
お祝い事もあれば
亡くなった方に書いて欲しいなど
定年退職や
前向きな転職もあれば
退職勧告など
筆文字アーティストyoshiも
長くサラリーマンをやっていたので
お気持ちを察する場面も多々出てきます。
一生懸命会社に
貢献して来た役職の方が
肩たたきにあい
路頭に迷う。
素敵な会社もあれば
非情な会社もあります。
人がいい方であれば在る程、
何も文句を言わずに
従う方も多いようです。
でも、どんな大変な出来事も
一見マイナスなように見えても
それがきっかけで
天職に巡りあえたり
起業して
多くの収入を手にいれたりと
飛躍する方もおられます。
アップルの
スティーブ・ジョブズはこう言います。
大切なことは3つあると・・
1,点と点をつなげる:
バラバラの経験であっても
将来それが何らかの形で繋がる。
大学を中退し、自分の好きなことをやって得られた経験は
後にMacを生み出す時に大いに役立った。
2,愛と敗北:
アップルを突然解雇される
(人生をかけて築いたものを失ってしまう)
アップルから追い出されたことで、
もう一度挑戦者になる気持ちに。
私は人生でもっとも創造的な時期を迎えることができた。
妻とも出会えた。アップルを追われなかったら
今の自分はなかっただろう。
3,死について:
毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしている。
「もし今日が最後の日だとしても、
今からやろうとしていたことをするだろうか」 と。
「違う」 という答えが何日も続くようなら、
ちょっと生き方を見直せということ。
1年前にすい臓ガンを患っていた。
一時は死を覚悟したことから、
死というものが大切な概念であると言うことができる。
誰もがいつかは死を迎える、
自分もいつかは死ぬという認識が、
重大な決断を下すときに一番役立つ。
死は生命の最高の発明である。
僕達は
何か大きな事が起こると
それが人生の全てのような気がしますが
それはほんの一瞬の出来事なのかもしれません。
その一瞬に心を奪われ過ぎて
多くの時間を無駄にしてしまいがちになります。
これが幸せ。
これが不幸せ。と思い込み、
戻らない今を
十分に味わえないことが、
何よりも不幸せです。
紆余曲折のデコボコの
人生。
そんな人生の中にこそ
大きな喜びや感動のストーリーが
散りばめられているのかもしれませんね。![]()
