
「科学者は人の為にならなければ
ならない」
ひとまねでは
そこを超えることができない
「たったひとつの出来事がきっかけとなって
研究者を目指した」
様々な言葉が
心に響きます。

ノーベル賞
でもその過程や影には
ご両親や
奥様の存在
おばあちゃんの存在など
様々な方の存在があります。
大変な時にささえて
貰った事や
様々なエピソードが
あります。
ノーベル賞、
そこだけをみれば
輝かしいかもしれません。
でも、その背景は
様々な苦労の連続だったと
思います。
自分の中で
地中深く深くに突き刺さった
どんな事があっても
ブレない
一本軸が
存在したんだと思います。
ホンマに素晴らしいと
思います。

祖母から「人のためになることをしなさい」と
言われ続け分かれ道に立った時は、
それを基準に考えてきた
-大村 智-
言われ続け分かれ道に立った時は、
それを基準に考えてきた
何か賞を取ろうと思って
仕事をしているわけではなく、
仕事をしているわけではなく、
世の中の役に立とうと思って
必死でやってきましたが
必死でやってきましたが
まさかノーベル賞という結果になるとは
思わなかった
思わなかった
「やったことは大体失敗する。
うまくいかなかったり。
うまくいかなかったり。
そのうち5、6、7回やってるうち、
びっくりするくらいうまくいく。
びっくりするくらいうまくいく。
それを味わうと失敗が怖くなくなる。
それが研究の楽しさ。失敗したから良かった。
それが必ず役に立つ」
-大村 智-
大村は、財布を取り出した。
「中味のお金は少ないよ」と笑いながら、
「中味のお金は少ないよ」と笑いながら、
見せたのは小さなビニール袋。
「絶えず持ち歩いて、
今でも(土などを)採ったら研究室に送るんです。
寝ても覚めても、
今でも(土などを)採ったら研究室に送るんです。
寝ても覚めても、
絶えずそういう気持ちでいる中から、
いいものがみつかる」。
いいものがみつかる」。

