先程静岡の家に戻って参りました。
本日は楽しい一日で、いつもの稽古の合間に
色々なお人に出会えて賑やかな一日でございました。
その中でも、時折お世話になる
道具屋のオヤジさんの店に顔出しに参上した際に
思わぬ頂き物を頂戴しました。
以前に『長磯の箏』という豪華な蒔絵のお琴を買い取ったのを
気に入って貰ったので、そのお礼代わりに上物のお琴を頂いて参りました。
モノは舞台用のお琴で結構重みがあり、
キズ・凹み等が左程ダメージが無い状態で
若干手入れをすれば、弟子の舞台用の貸琴に使えるシロモノでございます。
いずれまた修復後のフォトをご覧頂ける様に致したく思いますので、
何卒気長にお待ち下さいませ。
これで私の手持ちのお琴は都合9面と相成ります。
内訳は…
刳り甲(最上のランクで装飾や細工や仕掛けが丁寧で細かい)…2面
上角金口(刳り甲より格下で口前に豪華な金蒔絵と装飾の縁取りが多い)…1面
半上角(上角より格下で装飾の縁取りが一部省略で口前の蒔絵が簡略)…2面
以上までが演奏用。
稽古用…2面(別に現役を引退した寸の短い古いお琴が1面あり)
番外に、『長磯の箏』が1面
という感じでございます。
また今後も地道に数を増やして、
近い将来に向けて一門会を開く時の備えに致したいと思います。
本日はこれまでと致したく思います。
いつもながらご覧頂きまして心より御礼を申し上げます。
どうぞ明日も宜しくお付き合いの程をお願い申し上げ奉ります。
明日も良い一日であります様に…