御霊神社 | 龍水御朱印帳 Ⅱ

御霊神社

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平城遷都1300年祭で、奈良はけっこう盛り上がっているとか。

奈良時代の国家プロジェクトだった遣唐使にもスポットライトが当てられています。

先日NHKの歴史番組を見て、あらためて吉備真備に興味を持ちました。

「ミスター遣唐使」とも呼ばれる吉備真備。

和気清麻呂とともに、私の故郷・岡山が誇るヒーローです。


よくよく調べてみると、

吉備真備はとてつもなく優秀な人物だったようなのですが

晩年の消息は不明です。


和気清麻呂については、平安京造営にかかわったり

「弓削道鏡事件」において、皇族を護ったとして

護王神社の祭神として祀られています。

しかしその「弓削道鏡事件」においても吉備真備の暗躍があったと思われますし

奈良時代後半に彼が果した功績のわりには

吉備真備の歴史上の評価は低いような気がするのです。






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調べてみると、吉備真備を祀る神社は彼の出身地のものを除くと

尼崎に小さな神社が1社と、京都の御霊神社だけのようです。

画像は京都市上京区にある御霊神社。

御所の南にある下御霊神社に対し、上御霊神社とも呼ばれています。

この神社は御霊鎮めの神社だとは思うのですが、

そこに吉備真備が祀られているのはなぜなのでしょう。

御霊神社への参拝は3回目なのですが、吉備真備が祀られていることには

今まで全く注目していませんでした。





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晩年には不遇だった可能性もあるようですが、

吉備真備が「怨霊」として畏れられたという記録は見当たりません。

むしろ唐の最新の文化や学問を日本に伝え

陰陽師の元祖とも言われる、当時の「科学者」として(魔法使いとも言われたとか)

皇族に祟る怨霊を鎮めるために祀られたのかも知れませんね。





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